世界初の無人で自動給油するシステムが実際に動くとこんな感じ

アメリカのアトランタで開催された、燃料産業に携わる企業が一同に介するNACS SHOWで、無人で自動給油するシステムが発表され、実際に作動している様子を撮影したムービーが公開されています。

Fuelmatics | Automatic Drive-thru Refueling
http://fuelmatics.com/

Husky and Fuelmatics: Automatic Refueling System - YouTube


こちらが展示されていた無人自動給油システムのサンプルマシンで、HuskyとFuelmaticsの共同開発によって実現。

起動すると本体から銀色の箱のようなものと共に黒いスティックがにゅーっと伸びてきます。

伸びたスティックの先がペタッと給油口のフタ部分に貼り付き……

横方向に本体がスライドしてパカッっとオープン。

給油口のフタを開いたら、給油ノズルが自動で出てきます。

給油ノズルがググッと押し込まれて給油口への装着が完了。

給油が完了するとノズルは元の位置に戻り始めます。

こちらがサンプルマシンに使われた、Huskyの開発による新型のノズル。ベンチュリ管を使用することで、自動で伸縮し、キャップレスの給油口に適した噴出口を実現したとのこと。

Fuelmaticsの社員は「無人自動給油システムが実用化されれば、給油時間は従来よりも約30％短縮され、わざわざ自動車から出る必要もなくなり、より安全な給油を行えるでしょう」と実用化された場合の利点について語っていました。