明らかにカップヌードルを意識した作りの日清「カップカレーライスビーフカレー」3種類を食べ比べてみました

日清食品が9月2日(月)から「カップカレーライスビーフカレー甘口・中辛・辛口」の3種類の新商品を発売しました。日清のカップに入ったごはんの商品と言えば、過去にカップヌードルごはんカレー味やカップヌードルごはんなどが毎年のように新商品として発売されますが、定着していないのが現状です。今回のカップカレーライスは3種類の辛さが用意されており、どんな味か気になったので食べてみました。

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カップカレーライスビーフカレーのパッケージは、明らかにカップヌードルを意識したデザインになっています。

形は台形の立方体で、手のひらに乗っかるくらいの大きさ。

甘口は日清食品製品の辛味順位で5段階で2の辛さで、薄茶色のパッケージ

中辛は甘口よりパッケージの色がやや濃く、辛味順位は5段階で3。

辛口のパッケージはちょっと赤っぽい茶色で、辛味順位は5段階で4の辛さになっています。

いずれも水を入れてレンジでチンするだけなので、とても簡単に調理できます。

カップカレーライスビーフカレーの甘口の原材料はこんな感じ。ライスやカレー粉が確認できます。ちなみに中辛、辛口も基本的に原材料は同じものが書かれています。

カップカレーライスビーフカレーの甘口のカロリーはちょうど500キロカロリー。中辛は503キロカロリー、辛口は498キロカロリーになっており3種類ともほとんど同じカロリー。

調理方法に従い、さっそく作ってみます。

カップカレーライスビーフカレーを開封するとこんな感じ。乾燥したお米や、フレーク状のカレー、カップヌードルでよく見るような形のビーフ・ポテト・ニンジンが入っています。

あらためて近くで見ると、カップヌードルに入っている具材と本当に良く似ています。

中辛

辛口はこんな感じ。甘口は薄茶色ですが、中辛と辛口はフレークが濃い茶色。

さっそくカップに水を入れます。電子レンジで温めるので、お湯ではなく水を入れてOK。

カップの内側に線があるので、そこまで水を入れます。入れる水は260mlが目安。

水を入れて混ぜるとこんな感じ。やはり中辛、辛口は水を入れても色が濃い目。

フタをして……

レンジに投入。

レンジで加熱を始めると、カップヌードルカレーとほとんど同じ匂いが部屋に広がります。

3つのレンジを使い同時に調理し、取り出した3種類のカップカレーライスビーフカレーはこんな感じ。

再度混ぜたら完成。

3種類の完成形を並べるとこんな感じ。甘口は黄色っぽい色で、中辛、辛口は茶色。甘口から食べてみます。

食べてみるとあのカップヌードルカレーの味そのまんまの、ジャンク感溢れるカレーの味が口に広がります。カレーのお米は「ごはん」というよりは水分を含みリゾットに近い食感。混ぜた際にポテトが潰されたせいかポテトの甘味を感じ、チーズのコクも少し感じます。3種類の中でもっともカップヌードルカレーに近い味に感じられました。

具として入っているビーフは噛みしめると牛肉の味がします。値段が値段でインスタント商品なので、リゾット状のライスからはビーフの味はあまり感じられません。

中辛はちょっと辛さが増します。甘口は口に入れた瞬間はほとんど辛さは感じないものの、中辛は口に入れると弱い辛さが口に広がります。辛さ以外の味は甘口とほとんど同じ味。

辛口は中辛で感じた辛さがさらに強まり、喉を通る際も辛さを感じますが、ちょっと辛い程度。お酒を飲んだ後には、3種類で一番良さそうな味です。

カップカレーライスビーフカレーは甘口・中辛・辛口とも税抜きで208円。カップヌードルのカレーが好きな人なら、まず間違いなく好きな味になっています。期間限定の商品ではありませんが、またいつの間にか店頭から無くなってしまう可能性もあるので、気になる人は一度食べるべきです。