試食

イマイチだった日清のレンジ調理系商品で会心の出来、「カップヌードルごはん」試食レビュー


日清が電子レンジ調理専用の即席カップライス「カップヌードルごはん」「カップヌードルごはん シーフード」を、8月16日から近畿地区で先行販売し始めました。

日清は電子レンジで調理する商品の開発にかなり力を入れており、これまでにレンジ専用のカップ焼きそば「U.F.O. NEXT GENERATION」レンジでチンするカップヌードル「印度風カレーヌードル」「四川風担担ヌードル」、さらにニッチン食堂などを開発してきましたが、正直なところなかなか調理が成功せず、U.F.O.などであればわざわざ電子レンジ調理品ではなくお湯を注ぐタイプを買えばいいのでは…と思うことがありました。

今回は、インスタントラーメンの代表商品であるカップヌードルをそのまま電子レンジ調理品にするのではなく、カップヌードル味のごはんとして商品化してきました。イメージとしては「カップヌードルのスープにごはんを入れて混ぜたもの」だったのですが、実際に食べてみると過去の反省を踏まえたのか、レンジ調理系商品としては会心の出来といえる品になっていました。

詳細は以下から。
日清カップヌードルごはん|CUPNOODLE ごはん

左が「カップヌードルごはん」、右が「カップヌードルごはん シーフード」。各250円(税別)。


入れ物は下が少しすぼまっています。


「カップヌードルがごはんになった!」


原材料は、ライスを麺に替えればカップヌードルになりそうな感じ。当然ですが。


カップヌードルごはんは1食あたり379kcal、シーフード味は395kcal。


調理方法は失敗すると悲惨なことになりそうなので、しっかりチェックしつつ作りましょう。


内容物はライス、具・味付けの素・仕上げ香味油とシンプル。


まずは入れ物の内側に引いてある線まで水を入れます。だいたい160ml。


そこに、具・味付けの素を入れます。


次はライスを投入。ライスは普通のお米よりも粒が小さく、パフ(ポン菓子)みたい。


ざらざらざらと入れてみました。量が多くて「これ、本当に大丈夫か?」と一瞬疑問符が点灯。


しっかりと混ぜます。ごはんがスープを吸って、いい感じに。よく混ぜておかないと、あとで味の濃い部分と薄い部分ができてしまうので注意。


そしてレンジでチン。500Wだと5分30秒かかります。


チンが完了したあと、すぐにはふたをあけず1~2分蒸らすとより美味しくなるそうです。


むらし後。炊き込みご飯みたいになっています。


この入れ物のまま食べてもいいのですが、今回はお皿にあけてみることにしました。最後に仕上げ香味油をかけてよく混ぜます。


左が「カップヌードルごはん」、右が「カップヌードルごはん シーフード味」です。


メニュー名を知らなければチャーハンにしか見えません。


以前のカップヌードルに使われていた謎の肉ではなくコロチャーになっているおかげでよりチャーハンらしさが際立っています。スープの味が濃厚に出ていますが、どうしてもチャーハンっぽい感じがします。冷凍チャーハンをフライパンで炒めずにレンジでチンして作ったものに非常に似ていて、いままでの日清のレンジ調理系商品を知っていると「ここまでの完成度に至るとは」と感動しそうになります。


「カップヌードルごはん」がチャーハンなら、シーフード味はさしずめ海鮮チャーハン。カップヌードルといえばノーマル、シーフード、カレーの3種類が定番ですが、カレー味がないのはあまりにオーソドックスだからでしょうか……結構人気が出そうな気がするのですが。

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in 試食, Posted by logc_nt

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