動画

引きこもりの悪影響の研究結果をまとめたムービー「What If You Stopped Going Outside?」


一般的にニートと呼ばれる若者無業者の人数は63万人ほどと、内閣府より作成されている「平成25年版 子ども・若者白書(2013年版)」によるとされており、広義での引きこもり人口は69.6万人と推計されています。もしずっと家にひきこもって生活すると、人間の体にはどんな影響があるのかをまとめたのが「What If You Stopped Going Outside?」です。

What If You Stopped Going Outside? - YouTube


太陽から放たれる太陽光は、1億4960万kmの距離を経て地球へ降り注いでいます。


そして大気を通過し、人々の肌を気持ちの良い日光で照らしてくれます。


日光が肌に当たると、体内に必要なビタミンDの半分が太陽光によって作られます。


また、食物から摂取されるコレステロールは人間の肌の中に保存され……


そこに紫外線が当たると、コレステロールがビタミンDへと変化します。


新しく作られたビタミンDは血管を通じて肝臓に送られます。


そしてビタミンDは肝臓でカルシジオールに変化。


カルシジオールは腎臓へ送られ……


カルシトリオールが作られます。


このカルシトリオールは血中のカルシウム濃度を高める働きがあるため、骨を形成し、強くする働きがあります。


もし日光をたくさん浴びれば、太陽光で成長する植物のように、ビタミンDを作り出して骨を成長させることが可能。


ビタミンDが不足すれば、免疫機能は低下し、骨粗しょう症に対するリスクは上がります。さらに、ビタミンDはガンや心臓疾患、鬱病予防にも有効です。


寒冷気候の地域では、日中の太陽光が少なく、季節性情動障害を感じることがしばしばあります。


しかしそれはビタミンDや太陽光だけが原因ではなく、環境による体や精神への影響があります。都会生活において、脳はストレスや恐怖を感じやすく、自然環境で生活すると、脳は安定性や共感、愛を感じやすくなるという研究結果が出ているとのこと。


また、座りながら数時間YouTubeを鑑賞することは、一見無害なように見えますが、別の研究結果で2型糖尿病や心臓血管の疾患につながるそうです。


さらに、20万人以上の人々を対象にした調査結果では、座っている時間と寿命の間には強い相関関係があることがわかっています。


さあ座っていないで外に出て、あなたが持つ寿命よりも長く生きてみましょう。


つまり、都会での生活は身体や精神にストレスを与える上、自然に触れ合わずにだらだらと座って過ごすことは、さまざまな疾患を引き起こす誘因となる研究結果が出ているということであり、都会生活の長い人は休日にアウトドアに出かけることで今より幸せに暮らせる可能性がアップするはずです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「カーチャン、オレ、やせたよ……」、母の遺言をきっかけに体重を100kg以上減らして脱引きこもりに成功した男性 - GIGAZINE

運動不足は万病の元、休みの日に一日中家に引きこもる人の言い訳とその対処法 - GIGAZINE

キッチン・水道・Wi-Fiも完備したどこでも引きこもれる透明カプセル「Cocoon1」 - GIGAZINE

「バーチャルお姉さん」+SNSを利用した仮想教室を使ったニート・引きこもり向けの「日本社会復帰大学」 - GIGAZINE

ポータブルソーラー発電ユニット「Forty2」が届いたので実際に太陽の下で使ってみた - GIGAZINE

in 動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article A movie that summarizes the research res….