薄さ5.5ミリでクレジットカードサイズの超コンパクト携帯電話「Micro-Phone」
サイフに入るほど非常にコンパクトで薄くて持ち運びに適しており、バッテリーも長持ち、専用アプリ搭載版では知人の位置情報を検索することまでできる携帯電話が「Micro-Phone」です。
Micro-Phone - The Tiny Mobile Device With A Big Idea. | Indiegogo
http://www.indiegogo.com/projects/micro-phone-the-tiny-mobile-device-with-a-big-idea
MicroPhone 3 - YouTube
Micro-Phoneはちょうど5.5ミリメートルの薄さで、縦と横の大きさはクレジットカードと同じサイズで縦85ミリメートル横54ミリメートルです。重さは40グラム以下に設計されており、どんな場所にも気軽に持って行くことができます。
実際に手に持つとこんな感じのサイズ。
緊急事態や旅行時に持って行く用であったり、子どもに持たせる用であったり、サイフやハンドバックに入るサイズの携帯電話があれば役立つシーンは割と多いはず。
21日間もつバッテリーを搭載。
また、Locator機能追加版では「Locate Me」というアプリを使って素早く簡単にMicro-Phoneの位置情報を確認することができ、子ども・恋人・友達などがどこにいるのかを簡単に把握可能です。
Locator機能では、Micro-Phoneの正確な位置を把握するために携帯基地局を用いて三角測量を行い位置を特定。
このMicro-PhoneはIndiegogoにて出資を募っている最中となっており、既にロジックボード部分や生産工程は完成、動作確認も済んでいます。
充電にはMini USBを使用。
Micro-Phoneは任意のGSM SIMカードで作動し、複数の周波数帯で使用可能です。ちなみにGSMは日本では利用されていないので国内での使用は不可。
この非常に薄いMicro-Phoneはオーストラリアと中国の企業によって作成されています。
出資額については、49ドル(約4900円)でMicro-Phone単体、79ドル(約7800円)でLocator機能付きのMicro-Phone1セットとなっています。
予定としては、最初の目標である5万ドル(約499万円)が集まると、鋳型や他の道具がそろうので製造にゴーサインが出て、10万ドル(約998万円)が集まればBluetooth機能を追加、15万ドル(約1502万円)で出資者はカラー選択可能に、という風に資金が集まれば集まるほどMicro-Phoneがグレードアップしていきます。
なお、締め切りは現地時間で6月29日(土)午後11時59分です。
・関連記事
なくすと困るアイテムに取り付けてスマホ&クラウドで管理・追跡できる「Button Trackr」 - GIGAZINE
無人機があなたを暗殺しに来てもすぐに察知して知らせてくれるデバイス「DroneShield」 - GIGAZINE
低価格かつコンパクトで持ち運び可能な家庭用3Dスキャナ「The Photon」 - GIGAZINE
iPhone/iPad/iPodをマルチタッチ可能なトラックパッドに変える「TRiCKtrac」 - GIGAZINE
紙の弾丸を使って遊べるダンボール製のライフル「Paper Shooters」 - GIGAZINE
DIYで作ったロケットを有人飛行させるオープンソース・プロジェクトが進行中 - GIGAZINE
・関連コンテンツ