取材

音楽体感アクションゲーム「グルーヴコースター」アーケード版実機プレイムービー


タイトーがiPhone向けに配信している音楽ゲームアプリ「グルーヴコースター」が専用コントローラー「BOOSTER(ブースター)」を使用するアーケードゲームになることが発表されましたが、本日から幕張メッセで開催されている「ジャパン アミューズメントエキスポ 2013(JAEPO 2013)」でその筐体が初お目見え。発表会では実際にDJ花形によるゲームプレイも見ることができました。

GROOVE COASTER
http://groovecoaster.com/

株式会社タイトー|公式ページ|ジャパン アミューズメントエキスポ 2013
http://www.taito.co.jp/special/jaepo/

グルーヴコースターは指1本という簡単な操作によってジェットコースターのようなグルーヴ感が味わえる音楽ゲームで、2011年7月28日にiPhoneアプリとして配信がスタート。世界最大のアプリ品評会である「Best App Ever Awards」で2011年のiOSベストミュージックゲーム賞を受賞したのをはじめ数々の賞を受賞するなど、世界中で絶賛されました。2012年11月19日からは、新機能・新楽曲を追加した「グルーヴコースター ゼロ」の配信もスタートしています。

2013年のグルーヴコースター新展開として発表されたのが専用コントローラー「BOOSTER(ブースター)」を使用するアーケードゲーム化でした。

多くの人で賑わう、JAEPOのタイトーブース。


製作発表会ということで、これまで秘密のヴェールに包まれていた筐体がお目見え。


「全世界が絶賛したiPhoneアプリ」


「ついにアーケードへ」


ということで発表会がスタート。


グルーヴコースターのゲームデザインを担当した石田礼輔さん。


プロモーション映像に合わせて激しくダンスしたのち、グルーヴコースターの何が絶賛されたのかを語ってくれました。


まず1つめ、「斬新なゲーム性」。


2番目は「直感的な操作方法」


3番目、「洗練されたビジュアル」


最後は「楽曲ごとに異なるステージ構成」。この4つを併せ持っていたことがグルーヴコースターの強みで、「誰でもすぐに音楽にノる楽しさが味わえる」という特徴につながっています。プレイ経験の浅い人でもゲームに満足でき、だからこそまたやりたくなるという作りになっているので、「カンタン×ノリノリ×テンションMAX」というキャッチコピーになるというわけ。


その「カンタン×ノリノリ×テンションMAX」をどのように実現したかという点については白石雅也プロデューサーが登壇して解説を行いました。

もともとiPhoneアプリとして出したゲームをアーケードにするということで、その面白さを削ぐことなくいかにアーケード化するか、単純な移植では面白くないのでどうするか、というところから始まったそうで、筐体はアーケードでの没入感、のめりこめるゲームをということで55インチ液晶を縦型に配置しています。


コントローラーは音楽を加速させるという意味も込めて「ブースター」という名前で、iPhoneアプリとは違ってタッチパネルではありません。たとえばタップ操作は両手での連打になったり、ホールド操作は指1本から両手での「ダブルホールド」になったり、フリックは「スライド」になって360度スクラッチがあったりと、アーケードならではの操作が生まれています。


スピーカーを4つ、ウーファーを1つ搭載して臨場感あふれる音を楽しめるのも特徴。さらにヘッドホンジャックもついていて、ボリュームを自由に変えられるので、自分だけの世界にのめり込んで遊ぶこともできます。


また、タイトーが展開しているNESiCAにも対応。


スコア保存や称号獲得の要素があるほか、新曲追加も行われます。


収録曲はこんな感じ、J-POPからはJUMPER、Kick It Out、ノルニル、V.I.P、Bless You、つけまつける、Pray、ポリリズム、アルクアラウンド、only my railgunといった曲が、ボーカロイド・東方アレンジからはワールズエンド・ダンスホール、magician's operation、マトリョシカ、Bad Apple! feat.nomico、Colorsなどの収録が予定されています。また、オリジナル楽曲の提供アーティストとしてはARM(IOSYS)、Another Infinity、CTO LAB.、DJ Laugh a.k.a. uno(IOSYS)、Masayoshi Minoshima、REDALiCE、Sampling Masters MEGA、YMCK、石元丈晴、鈴木光人、世阿弥、浜渦正志らの名前が挙がっています。


スペースインベーダー生誕35周年記念タイトルということで、2013年冬に全国投入予定だとのこと。


最後にはタイトーを代表して花形琢真さん(DJ花形)による実演が行われました。


タイトー「グルーヴコースター」実機プレイ動画 - YouTube


2月16日にJAEPO 2013の会場を訪れてグルーヴコースター(アーケード版)を遊んだ人には、製品版が稼働した時にも使用できるオリジナルデザインのNESiCAがプレゼントされるとのこと。このNESiCAは当然ながら、グルーヴコースター(アーケード版)以外のNESiCA対応機種にも使用可能なものです。

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in 取材,   動画,   ゲーム, Posted by logc_nt

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