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リング状のシャッターとチルト液晶で撮影の自由度を高めたユニークコンデジ「PowerShot N」実機フォト&ムービーレビュー



コンパクトボディにリングを押してシャッターを切るというユニークなインターフェースを備えたカメラがCanon(キヤノン)の「PowerShot(パワーショット)N」です。今回はその実機が「CP+ CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW 2013」に展示されていたので、詳細を写真とムービーに納めてきました。

キヤノン:PowerShot N|概要
http://cweb.canon.jp/camera/dcam/lineup/powershot/n/


キヤノンブースの外観。


これが「PowerShot(パワーショット)N」の実機です。


有効画素数約1210万の1/2.3型CMOSを備えレンズは光学8倍ズームに対応。開放F値は3.0(W)でISO感度は80から6400、シャッタースピードは1から1/2000秒に設定可能。 チルト可能な2.8型TFTディスプレイ(約46.1万ドット)を搭載しており、公称の起動時間(スピードライト不使用時)は約1.5秒。


本体サイズは幅78.6×高さ60.2×奥行き29.3mmで、バッテリーと記録メディア込みの公称重量は約195gです。


成人男性の手に載せてみるとこんな感じ。


背面。


上面。


底面。


記録メディアはmicroSDXC。


バッテリーはこんな感じ。公称の撮影可能枚数は約200枚(液晶モニタ-表示時)となっています。


右側面には通常撮影モードとインスタグラムのような画像加工アプリっぽいエフェクトを加えた画像が撮影できる「クリエイティブショット」の切り替えスイッチ、スマートフォンなどと接続するためのWi-Fiスイッチ、プレビュー表示ボタンを備えています。


左側面にはストラップ取り付け用のピンと電源ボタンを搭載。


ディスプレイは90度までチルト可能となっており、ハイアングルやローアングルでの撮影が楽な姿勢で行えます。


背面のディスプレイのライブビューはこんな感じ。


ズームとシャッターの操作にはレンズとボディの間にあるリングを使用。


手前のリングはズーム用。


レンズがビョイーンと伸びます。


レンズよりにあるリングを上から押し込むことでシャッターが切れます。この操作方法はカメラとしてはとても個性的なので慣れないと戸惑いますが、左右どちらの手でも使用できるのがかなり便利です。なお、この方法になじめない場合は背面のディスプレイをタッチすることでもシャッター操作が可能とのこと。


実際にカメラを構えてみるとこんな感じ。


操作を行っている様子を納めたムービーは以下でチェックしてみてください。

「PowerShot N」のハイライト機能をムービーでレビュー - YouTube


持ち運び用の「カメラジャケット・ストラップセット」(税込み3150円)を取り付けてみた所。


撮影した画像をWi-Fiで接続したスマートフォンに転送する機能のデモを収めたムービーは以下で見られます。この機能を使用すれば、撮影した画像をすぐにスマートフォンからTwitterやFacebookに投稿できて便利ですが、スマートフォン側で撮影時のライブビュー画像を見たりシャッターを切ったりすることはできません。

「PowerShot N」のスマホ連携機能のムービーレビュー - YouTube


なお、「PowerShot(パワーショット)N」の通常モデルの価格は税込み2万9980円で、キヤノンオンラインショップ限定で2013年3月中旬予約受付開始、4月下旬発売予定となっています。

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in レビュー,   取材,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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