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CPU・GPU・電源のストレステストを実行しシステムの安定度がチェックできるフリーソフト「OCCT」


4種類のストレステストが実行でき、テスト中のCPU使用率・メモリ使用率・周波数・温度・電圧をグラフ化して、システムの安定度がチェックできるフリーソフトが「OCCT」です。Windows XP、Vista、7、8上で起動可能です。

ダウンロード、インストール、操作方法については以下から。

Download
http://www.ocbase.com/index.php/download

上記サイトの一番下にある「Installer(.exe)」をここではクリック。「Zip Version」を選択してもOKです。


ダウンロードしたインストーラーを実行。


「OK」をクリック


「次へ」をクリック


「同意する」をクリック


「次へ」をクリック


「インストール」をクリック


「完了」をクリック。


インストール完了後に、商用利用する場合はライセンスの購入が必要という注意が表示されます。個人で利用をする場合は右上の「×」をクリック。


操作画面が表示されます。


まず日本語化するので、歯車のアイコンをクリック。


言語を「日本語」に設定し、「×」をクリック。なおこの画面で、PC内の温度センサーが指定した値を超えた場合に、ストレステストを停止させる温度設定が可能。


CPU使用率とメモリ使用率、周波数、温度、電圧のグラフを表示させる場合は、操作画面の右側にある「モニタリング」をクリック。


以下のようになります。


CPU(OCCT)のストレステストを実行する場合は、テストタイプ(ここでは「自動」を選択)、テストバージ ョン(64ビット版のOSを使用しているので「64 bits」にチェック)、テストモード(ここでは「スモールデータ」)を選択。また下部のヘルプにはマウスカーソルを合わせた選択肢の説明が表示されます。


テストを開始する場合は、「ON」をクリック。


テスト中


テストが完了するとフォルダが表示され、テスト中のCPU・メモリ使用率などをグラフ化した画像がチェックできます。


なお、今回のテストは温度が上昇しすぎたためにテストが中断されました。


実際にグラフ化された画像は以下の通り。

CPU使用率


バス周波数


CPU#0の周波数


メモリ使用率


Core#0の温度


Core#1の温度


電圧


また、上記のCPU(OCCT)テスト以外にも3つのストレステストが用意されています。

CPU(LINPACK)


GPU


POWER SUPPLY(電源)


なお、さらに独自のテスト実行・エラー発生時のバッチ実行・事前に設定したテストの実行・CSV出力・出力パスの設定をする場合や商用利用する場合は、150ドル(約1万2900円)からの有料版の購入が必要になります。

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in レビュー,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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