カギ・ペット・スーツケースなどがどこにあるかBluetoothとスマホで管理できる「Stick N Find」
なくしがちな家のカギやリモコンに取り付け、Bluetoothを使ってスマートフォンで小物のある場所を管理できるようにするのが「Stick N Find」。小物だけでなく、ペットの首輪や子どもの靴などに取り付け、指定した範囲内から出てしまった時にアラームで教えてくれるようにも設定でき、迷子発生のリスクを減らすことも可能です。
StickNFind- Bluetooth Powered ultra small Location Stickers | Indiegogo
http://www.indiegogo.com/sticknfind
詳細の説明や使っている様子は以下のムービーから。
The Stick N Find - YouTube
こちらがStick N Find。
こんな感じでセットになっています。
直径は24mm、薄さ4.1mmで、重さは4.5gと超小型デバイスです。
リモコンの裏にペタっと貼りつけます。
スマートフォンでアプリを起動し、IDや探すものの名前を記入して……
ブザーボタンを押します。
すると、ブザー音が鳴り響くと共に、Stick N Findが赤く光り出しました。
暗闇の中でもちゃんとリモコンを発見。
リモコンだけでなく、さまざまな物に取り付けることができます。車や家のカギ。
ペットの首輪。
子どもの靴。
リュックサックなど。
Bluetoothが内蔵してあり、約30mの範囲内であればスマートフォンで管理可能。スマートフォンの隣にStick N Findがある時は画面上の「1」は手前にあります。
Stick N Findを持った人が離れていくと、画面上の「1」の位置も変化していきます。
」
複数のものを同時に管理することも可能。例えばリモコンであれば「2~7m」、猫であれば「1~6m」などと範囲を指定して、対象物が範囲外に出てしまった時、あるいは範囲内に入った時にアラームを鳴らして持ち主に知らせるようアプリを設定することもできます。
そのため、子どもが公園で遊びに夢中になり、遠くに行ってしまったとしても……
すぐに情報をキャッチすることが可能です。
また、今度はスーツケースにStick N Findを装着。
これまでは空港内で荷物を受け取る時、コンベヤーの前にじっと立ってスーツケースが運ばれてくるのを待たなければなりませんでした。
しかし、自分のスーツケースが近くにやってきたらアプリが教えてくれるので、離れた場所で落ち着いて待つことが可能になります。
こちらが開発を重ね、小型化したユニット。
バッテリーはユニットと共に本体の中に入っており、簡単に交換できます。またバッテリーは1日平均30分使用するとして約1年間の使用が可能です。
なお、Bluetooth 4.0を搭載しているiPhone 4S・iPhone 5・iPadや、Android 4.0搭載機種であればアプリを使用できます。
Stick N Findは現在商品化のために出資を募っている最中。35ドル(約2900円)の出資で2個セット、65ドル(約5300円)で4個セット、90ドル(約7400円)で6個セットなど、出資額によってもらえる商品の数を変更できます。アメリカ国外の場合、カナダなら10ドル(約800円)、その他の国の場合は15ドル(約1200円)の送料が別途必要です。発送は2013年の3月を予定しているとのこと。
締め切りは現地時間で2013年1月14日です。
・関連記事
iPhoneと接続してメロディと振動で探しモノを見つける「ぶるタグ」を使ってみた - GIGAZINE
ちょっと変わった「迷い犬・迷い猫」チラシいろいろ - GIGAZINE
犬の落とし物のDNA鑑定でマナーがなっていない飼い主を特定するサービス「PooPrints」 - GIGAZINE
4人家族で年間60足?行方不明となる靴下のコストはあなどれない - GIGAZINE
フロリダの家から行方不明になった猫、1800kmを旅してテキサスで発見される - GIGAZINE
・関連コンテンツ