「牛角で贅沢三昧フェア」に参戦したら濃厚な肉の味で返り討ちにされました
9月29日(土)~10月8日(月)までの間、牛角にて全10種類のメニューが特別価格に割引される「牛角で贅沢三昧フェア」が開催されています。このメニューの中にはこの期間だけの限定発売となる「霜降り厚タン塩」もあるということで、食べにいってみることにしました。
(PDFファイル)10日間限定 『牛角で贅沢三昧フェア』開催【9/29(土)~10/8(月)/全国の「牛角」にて】
牛角に到着。
まずは席につき……
メニューを見て「アルコール類をのぞけば肉類は全部で8種か、瞬殺だな」と脳内シミュレーションを終えてから、戦闘態勢に。
詳しいメニューはこちら。
注文を済ませ、まずやってきたのは、「ハラミ」(税込515円→税込290円)。
さっそく炭火で焼いていきます。
ジワジワと火が通って……
では、いただきます。肉の味はちょっと薄めですが、歯応えがあるうえに一切れ一切れのボリュームもあり。塩ダレの味で一気に食べる感じです。
焼いている間にも次から次へと肉がやってきました。
ドンドンいきます。「牛角カルビ」(税込515円→税込350円)。
「いまか、いまか」と焼けるのを待ちます。
そろそろできあがり!
こってりとした肉のうま味が味わえてグッド。これだけではちょっと味が強すぎる気がするので、ご飯や野菜と一緒に味わうとよりよさそうです。
次へゴー!左が「牛角ロース(タレ)」、右が「牛角ロース(塩ダレ)」(各税込515円→税込290円)。
ハラミを速攻でたいらげ、「牛角ロース(塩ダレ)」にチャレンジ。
いい感じで火が通り、肉のいい匂いが漂ってきて待ちきれない状態。
焼き上がると同時に、我先にと飛びつきます。油断していると自分の分も食べられてしまうため、全員必死です。
最初から味付きなのですが、やはり味は薄め。
適宜、自分の好みでタレなどを足して味わうのが良さそうです。
次は「牛角ロース(タレ)」です。
こちらも最初から味付きで、塩ダレよりも味がよく染みこんでいるように感じられました。薄切りのはずなのですがけっこうおなかにたまります。
最初は楽勝モードと浮かれていたのですが、肉の脂がけっこうおなかにたまり、既に少し胃はグロッキー状態……。
次は「ピートロ」(税込515円→税込290円)。左から順番に「味噌ダレ」「タレ」「塩ダレ」です。
ファイヤー!「ピートロ」の脂が垂れて火柱があがりました。下手すると腕の毛が焼けたり、やけどをする恐れもあるので要注意。
こちらは「タレ」味です。脂の強い味とコリコリとした食感が楽しめます。今回のフェアの中では唯一の牛以外のメニューで、味に変化が欲しいときにオススメ。
「塩ダレ」味も焼いていきます。
火が立たないように注意。
ジュワーッという肉の焼ける音がまた焼肉のだいご味。
では、いただきます。こちらはタレよりもあっさりとした味わいで脂の強いピートロにはぴったりな味になっています。
ただ、もうちょっと酸味が欲しいなという感じもするので、その際はレモン汁をかけるとOK。
「味噌ダレ」味も投入。
味噌がちょっと焦げた香ばしい匂いがたまりません。濃い味噌の味が脂によくなじみます。ピートロの3種類の中では一番濃い味で、タレを追加でつける必要もないほど。この濃い味は、ビールなどのアルコール類とよく合いそうです。
実はここまでは前哨戦で、ここから先はよりコッテリとした感じの肉が待ち構えているのです。それなのに、既におなかはかなり満足、というかちょっとしんどい状態。
「すいません、本当にお1人様につき1人前でよろしいのでしょうか……?」と注文時に確認されたほどにボリュームたっぷりな「黒毛和牛ザブトンの焼きしゃぶ」(税込1029円→税込900円)。希少部位らしく値段の下げ幅は小さめ。
店員さんの助言に従わずに1人1人前を注文してしまったことを激しく後悔するほどに、大きな肉。
肉自体は薄めなのですが……
脂の乗り具合がこれまでの肉とは段違いのレベル。
このこってりとした肉を卵を溶いた甘辛い、これまたこってりとした濃いタレでいただきます。
タレがとにかく濃くて、正直タレの味しかしないレベル。せっかくの黒毛和牛なのでもうちょっと肉の風味をいかした味付けの方が良いのでは、と感じました。
こちらは一切れ一切れのボリュームが「牛角ハラミ」よりもパワーアップした「王様ハラミ(味噌にんにく)」(税込840円→税込490円)。
にんにくの風味が胃を刺激し、もたれ気味だったのがちょっと元気に。
「牛角ハラミ」よりもボリュームがあるためか、大量の脂が染み出して肉の表面がテカテカ。
しっかりと焼けたのを確認して、いただきます。歯応えがかなりあり、これは一口で食べることは難しいです。
ちゃんとハサミをかしてもらえるので、食べやすいサイズにカットして食べます。肉のうま味も十分でごまやにんにくの風味が感じられるタレがまたグッド。かなり脂が強いので、後半戦で食べるのではなく最初の方に食べたいメニュー。
次は「王様ハラミ(塩バター)」。
ここまで来ると肉を見るのがちょっとつらい状態に。席についた当初の「全種ちゃちゃっと食べきって別のメニューにも行こう!」と元気いっぱいだった頃が懐かしく思えてきます。
すさまじい脂の量です。
頃合いを見て塩バターを投入!
こってりとした肉の脂とバターの脂が混じり合って、マイルドな味わいに。ボリュームだけでなく肉のうま味も「牛角ハラミ」とは比べものにならないほどに濃厚で、「これを最初に食べたかった……」と思うほどです。
ここでフェア中だけの期間限定販売の「霜降り厚タン塩」(税込590円)の登場。
タンというかちょっとしたステーキほどの分厚さで、めちゃくちゃボリュームがあります。
こうして見ると、まるでハムを焼いているかのよう。
通常のタンだと焼くと縮んでしまったりするのですが、この「霜降り厚タン塩」は全くそのようなことがありません。
わさびをつけて、いただきます。「これはすごい!」と声を出してしまうほどに、濃厚なタンの風味が味わえます。なので、シンプルにわさびの味付けのみで食べるのがベスト。薄いタンでは絶対に味わえないコリッとした食感も味わえて、さすがに期間限定販売というだけはあるなという感じです。
そして、フィナーレは見るからに脂の乗りまくった「黒毛和牛カルビ」(税込725円→税込390円)。
脂が強いために「ピートロ」のように火が立つほど。
もうこれ以上ないほどにこってりとした肉の味わい。めちゃくちゃ脂が乗っていて、口に入れた瞬間に濃厚な肉の風味が広がります。これも間違いなく最初の方に食べたいメニュー。決してシメに食べるようなメニューではありません……。
ということで、全8種類の肉を食べ尽くしましたが、全部1人前ずつ頼むと3590円。当初の予定では「8種を食べ尽くした後は追加メニューを頼もう」と考えていたのですが、実際はあまりにもこってりとした肉の味に胃がもたれて、そのまま何も頼まずに撤収となりました。さすがに肉の脂まみれでおなかがもたれる感じがしたので、よい子はこのような自らの健康を危険にさらすようなリスクに挑戦せず、肉を食べた後にはちゃんとご飯や野菜を食べることで口の中や胃の中を適度にリフレッシュ&クリーニングすべきです。
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