日本食研の「宮殿工場」で「晩餐館焼肉のたれ」やから揚げ粉をつくる様子を見学してきました
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ウィーンのベルヴェデーレ宮殿をモデルにした外観や調度品を中心にお伝えした前編に続き、愛媛県今治市にある日本食研の「宮殿工場」の奥深くに潜入。宮殿のような外観からは想像もつかない現代的な工場では「晩餐館焼肉のたれ」などの液体調味料とから揚げ粉・天ぷら粉などの粉体調味料が製造されています。
工場見学コースは「宮殿食文化博物館」も兼ねていて、世界各地の調味料や食器などの珍しいものも展示されていました。
見学レポートは以下から。
宮殿の1階奥では粉体工場が、2階では造粒所が、3階ではふるい機が、それぞれ見学できるようになっています。これらは見学ツアーで見ることは可能ですが、撮影は禁止。おそらく、日本食研の秘密が詰まっているのだと思われます。
4階の液体工場見学ルートには、19世紀のハプスブルク家の食卓を再現した展示も。
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キングバンコとクイーンバンコ、あるいは皇帝バンコと皇妃バンコと呼ぶべきでしょうか。
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バンコの背後から見ると、王様気分が味わえるかも。
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ここの窓からは、庭園を一望できます。
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ほかにも見学コースのあちこちに、宮殿食文化博物館の展示があります。これは2階にある「世界の王室御用達」の展示。
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世界24カ国から食器などをはじめとした234品の王室御用達品が集められているそうです。これはモナコ。
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スペインの王室御用達品。
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ブータンやネパールなど、アジア諸国の物も。
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トンガの品々などは、なかなか見る機会がないかもしれません。
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2階には「世界の調味料」の展示も。
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ヨーロッパ・アフリカ・アジア・オセアニア・北アメリカ・南アメリカのエリア別に、61カ国・602種類の調味料が展示されています。
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ちょっと高級なスーパーに行けば見かけるような物から、現地に行かないと手に入らないのではと思われるようなものまで、かなりバリエーション豊かです。料理好きの人はじっくり見入ってしまうかもしれません。
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南アフリカの「チョコレート&シュガー」と「バニラ&シュガー」はコーヒーに使うとおいしそう。
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オーストラリア名物のベジマイト。外国人には受け入れられにくい味のため、日本の納豆に例えられることもあります。
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みそのような容器に入ったこれは、韓国のコチュジャン(唐辛子みそ)などでした。瓶入りはどこのスーパーでも売っていますが、このサイズは日本ではなかなか見ない気がします。
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ボトルデザインがおしゃれなアメリカの「ジャマイカンスタイル・ホットソース」。食べるとこんな表情になるほど辛いのでしょうか。
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ドクロボトルのこのソースは、コスタリカの「サドンデスソース」。名前からして危険そうです。
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・続き
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in 取材, 動画, 食, Posted by darkhorse_log
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