ソニーの電子書籍リーダー新機種「PRS-T2」フォト&ムービーレビュー
ソニーの電子書籍リーダー「Reader」に新機種が登場して、ソニーストアに実機が置かれているということだったのでさっそく実機を触りに行ってきました。
ソニーストア PRS-T2の商品説明 | 電子書籍リーダー“Reader”(リーダー)
ソニーストア大阪の電子書籍リーダーのコーナーに到着。3機種が並んでいて、その中でも最前列に置かれているのが発表されたばかりの新機種です。
コレが新機種「PRS-T2」、T1の後継機種。
重さは約164g。第4世代Kindleが170gなので、ほぼ同じぐらいの重量です。
本体カラーはブラックのほかにレッドと……
ホワイトがあります。
背面には「Reader」のロゴが印字されており、下部にmicroSDスロットのフタが。
本体ボタンのほか、タッチ操作でもページめくりが可能。
電子ペーパーだと画面全体が書き換わる白黒反転があるわけですが、Reader新機種では独自アルゴリズムにより、書籍の読書時の白黒反転を15ページに1回(もしくは10分に1回)におさえました。
現在発売されている「PRS-G1」の場合のページめくりはこんな感じ。1ページごとに白黒反転が行われて画面の表示リフレッシュが行われています。
ソニーの電子書籍リーダー Reader「PRS-G1」のページめくり - YouTube
これが、新機種のPRS-T2だと15ページに1回になります。ムービーで見ると、白黒反転以外の時は文字部分だけが書き換わっていくことがわかります。
ソニーの電子書籍リーダー「Reader」新機種「PRS-T2」ページめくり - YouTube
なお、マンガなどの場合は従来と同様、1ページごとに白黒反転が行われます。
ソニーの電子書籍リーダー「Reader」新機種「PRS-T2」マンガページめくり - YouTube
現在発売中のモデルと並べてみました。左が5型の「PRS-350」、中央が新機種の6型 WiFiモデル「PRS-T2」、右が6型の3G/WiFiモデル「PRS-G1」。T2とG1は大きさがほぼ同じです。
微妙に異なっているのはボタンの形状。PRS-G1ではこのように横長のボタン5つが並び、その上にボタンの用途を示すアイコンがついていました。
これはPRS-350でもほぼ同じ。
PRS-T2では直感的に分かりやすいように、ボタン自体の形状が変わっています。
周辺アイテムとして、ブックカバー(税込2980円)とライト付きブックカバー(税込4780円)も用意されています。
電子ペーパーはバックライトが点灯しているわけではないので、暗いところだと読めなくなってしまいます。そのため、夜でも読めるようにライト付きのブックカバーがあるわけです。
ヘッド内に小さなライトが内蔵されています。
動力源は単3電池。
PRS-T2の充電にかかる時間はUSB接続で1回に2.5時間ほど。1日約30分間読書したとして、満充電で約2か月の読書が可能です。内蔵メモリは2GB(うちユーザー使用可能領域が約1.3GB)あり、一般書籍なら約1300冊、コミックなら約33冊入ります。microSDカードを使えば最大32GBの拡張メモリとして使用できるので、読める分量はさらに増加します。
発売は9月21日からの予定で、価格はソニーストアで税込9980円。
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