ハードウェア

「iPhone 4S」をワイヤレス充電可能に改造してしまう方法


iPhoneやiPodなどの電子機器をワイヤレスで充電できるようにしたのがパワーマットですが、充電時にはiPhoneにパワーマット・レシーバーであるケースを装着させてから専用のマットの上に載せる必要があります。しかしケースを付けなくてもiPhoneがワイヤレスで充電できるようにパワーマット・レシーバーを使ってiPhoneを改造してしまうことも可能だそうで、その方法を説明したデモムービーが公開されました。

iPhoneをワイヤレスで充電可能にする方法を説明したムービーは以下から。

iPhone 4s Wireless Charging Hack Demo and Tutorial - YouTube


必要なものは忍耐とはんだ付け(溶接の一種)の道具、そしてしっかりした手です。


もちろん、スペアの充電ポート部品、極細のワイヤ、バックパネルのスペアも必要。


Powermat社のワイヤレス・チャージャー・サーキットも忘れずに。


最もコツのいるのはワイヤを充電ポート部品のピンにはんだ付けする部分です。


この時、拡大レンズを使うと作業しやすいとのこと。


溶接し終わるとこんな感じに。これらのワイヤはパワーマットレシーバーにあるUSBポイントに接続します。


それが終わったら、チャージャーが機能するかどうかを確認してiPhoneにバックパネルを取り付けます。


ワイヤレス・チャージャー・サーキットを取り付けるとiPhoneは1ミリほど分厚くなるので、チャージャーがiPhoneに収まるようバックパネルを作り直す必要があります。


今回はオリジナルのパックパネルを使用しました。iPhoneバックパネルのプラスチックの縁からガラスを分離させます。この時、金属プレートがガラスにくっついているので、これを取り除いて下さい。


そしてガラスの下にプラスチック製のレイヤーを追加し、チャージング・サーキットの形にカットします。


最後にカバーをiPhoneに取り付けます。これで完成。


パワーマットの上にiPhoneを置くと充電画面が現れます。


iPhoneを指で動かしても問題なく充電可能です。


パワーマットから離すと充電は中断されます。


なお、このムービーは基本的な電子機器の知識やはんだ付けの技術があることを想定した解説となっており、改造の際は自己責任で行って下さい、とのことです。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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