取材

31万2000通りにバーガーをカスタマイズできる「The Counter」に行ってみた


既製品には飽き足らないハンバーガーマニアのためのお店「The Counter(ザ・カウンター)」。ここでは、バンズ(パン)やパティ(肉)、トッピングなどを専用のシートに記入して選んでいくだけで、31万2000通りの組み合わせの中から自分好みのハンバーガーを作ってもらうことができます。なお、このお店はロサンゼルス観光局がFacebook上で募った投票でも2位を獲得した実力店でもあるので、ただメニューが多いだけではなく味もきっとおいしいハズ。というわけで、実際にお店に行って食べてみることにしました。

ロサンゼルスのダウンタウンにある店舗の外観はこんな感じ。


看板の店名の下には「CUSTOM BUILT BURGERS(バーガーをお好みの仕様で)」という文字が光っています。


店内ではブラック・アイド・ピーズの音楽が大音量で流れており、一般的なハンバーガーショップとはかなり異なるオシャレな雰囲気。


テーブルはこんな感じ。


カウンターの上には液晶ディスプレイが並んでおり、映画やポーカーの試合などいろいろな番組が流されています。


席に着くとこんな感じのアンケート用紙のようなものが渡されます。


テーブルには鉛筆が置かれているので……。


バンズの種類やパティのサイズなどを選んで記入します。


なお、インターネット上でも同様のシートが掲載されているので、詳細はそちらでチェックしてみてください。
The Counter : Custom Built Burgers : Menu

今回はビーフパティを1lb(特大)にして、チーズはイエローアメリカンを選択。黒オリーブとオーガニック野菜ミックス、トマト、タマネギをトッピングに選びました。


当然のことながら注文を受けてからハンバーガーの調理に入るので待ち時間が10分以上あります。

というわけで、バーベキューソースっぽいフレーバーがつけられたポテトをつまみながら到着を待ちます。


ハインツのトマトケチャップを発見。


揚げたてなのでそこそこおいしいですが、それ以外はごく普通で可も無く不可も無くという味。


ついにハンバーガーがやってきました。


成人男性の握り拳よりも大きいサイズのパティ。


お肉は1ポンドを選択しているので、重量はマクドナルドの「クォーターパウンダー」の4倍。


チーズがいい感じに溶けています。


しっかりと炒められて甘みが増したタマネギ。


並みの大盛りハンバーグなど相手にならないボリュームです。


焼き具合はミディアムレアでお願いしたので、中身はうっすらとピンクがかっています。なお、生っぽい感じが苦手な人はウェルダンを注文すればしっかりと火を通してもらえます。


パティには「ドロッ」とした脂ではなくサラサラの肉汁が詰まっており、たくさん量があっても胸焼けすることなくムシャムシャと食べられてしまいます。焼き肉に例えるとカルビ系ではなく、ヒレ肉のような感じ。


フォークで押すと肉汁が「ジュワッ」としみ出してくる様子は以下でチェックしてみてください。

肉汁たっぷりの「The Counter」のハンバーガー - YouTube


トッピングで注文した黒オリーブもちゃんと入っていました。


もちろん、選択肢にない食材は注文できないので100%自由ではありませんが、豊富な食材から自分好みの具を選べるので満足度は高め。肝心の肉の味やトッピングの味も絶品だったので、機会があればまた是非足を運びたいと思えるレベルです。なお、上記のフライドポテトと1ポンドハンバーガーのセットで価格は税込み17.4ドル(約1400円)でした。

このお店のウリは「ハンバーガーのカスタマイズ」にあるわけですが「いちいち選ぶのがメンドクサイ」という人向けには「シグネチャーバーガー」というお店が選んだおすすめの組み合わせも用意されています。

お店の名前を冠した看板メニュー「Counter Burger」は1/3ポンドビーフパテにマッシュルーム、フライドオニオン、トマトやピクルスがトッピングされて単品で11ドル91セント(約950円)。


バンズは少しトーストしてあるので「サクッ、フワッ」とした食感。


ハンバーガーの高さをiPhoneと比較すると以下の通り。


サクサクのころもを噛むと「トロッ」とした中身が出てくるフライドオニオンが美味。


柔らかくソテーされたマッシュルーム。


チーズもトロトロ。


「ピローン」と伸びます。


アンガスビーフを使用した肉汁タップリのパティ。


トッピングのトマトはこんな感じ。


なお、公式サイトによれば米国ロサンゼルスのダウンタウンやサンタモニカなどの他に、ニューヨーク、ハワイ、ヒューストン、アイルランドのダブリンなどに店舗を構えており、ロサンゼルス空港やサウジアラビアのジッダにも出店予定とのこと。

今回の取材ではマクドナルドからスシバーガーまでいろいろなバーガーを食べてきた訳ですが、その中でもトップクラスの味だったことは間違いないので、日本にも出店してくれることを熱望しています。

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in 取材,   試食,   動画, Posted by darkhorse_log

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