ムネ肉がモモ肉になってマクドナルドのチキンフィレオとシャカシャカチキン、「ジューシー」に復活試食レビュー

マクドナルドの人気メニューであった「チキンフィレオ」は販売終了となっていましたが、新メニューとなって復活しました。その名も「ジューシーチキンフィレオ」(税込300円)。従来の「チキンフィレオ」と違って冠に「ジューシー」を持つ、パワーアップされたチキンの味が堪能できるというわけです。なにが違うのかと言うと、使われている肉の部位。胸肉をモモ肉に変更することにより、ジューシーな肉の味を出しています。今回、「ジューシーチキンフィレオ」と同時に「ジューシーシャカシャカチキン」(税込100円)も発売され、こちらもモモ肉を使用しておりこれまでにないジューシーさが感じられるとのことで、一緒に食べてきました。

大人気のチキンメニューがよりジューシーに進化した商品と、「ビッグな美味しさ」を楽しめるチキンサンドが登場！第1弾「ジューシーチキンフィレオ」「ジューシーシャカシャカチキン」5月18日（金）から販売開始

今回注文するメニューはこの2つ。なお、「ジューシーチキンフィレオ」は、6月7日(木)までの平日10時30分～21時は、税込250円になっています。

まずは「ジューシーチキンフィレオ」から。パッケージにはニワトリが描かれています。

包装紙をとってみるとこんな感じ。チキンはバンズにしっかり収まるサイズ。

中を見てみると、しっかりとレタスがのっていています。

そして、今回の主役であるチキンはこちら。カリッと揚げられており、衣はきれいなキツネ色をしています。

そして、味付けにはマヨネーズが使用されていますが、こちらはただのマヨネーズではありません。レモン風味が加えられており、さっぱりとした風味を演出しています。

では、ガブリといただきます。この手のチキンパティにありがちなパサパサ感は無く、かと言って脂っこ過ぎることないちょうど良い感じ。「ジューシー」という割には肉汁はそれほど多くはありませんが、肉のうま味がしっかりと感じられ、チキンパティの完成度としてはなかなか高め。レギュラーメニューとして復活させるだけのことはあるな、という感じです。また、レモンの風味が効いたマヨネーズがチキンパティ、レタスの両方をうまく酸味でまとめており、味のある良い脇役を演じています。

さて、こちらは「ジューシーシャカシャカチキン」。

こちらもモモの一枚肉が使用されています。

味は2種類あり、「チェダーチーズ」「レッドペッパー」が選択可能。

まずは「チェダーチーズ」から。

シャカシャカと振って完成。はじめの頃は物珍しくて楽しいシャカシャカ振る作業も、慣れてくるとやぼったく感じてきます。最初からパウダーがかけてあるメニューもあればうれしいかも。

全体にまんべんなくパウダーを振りかけるには、縦に横にと忙しく振らないといけません。しかし苦労したぶん、味わいも深まる……はず！

バーガーと違いダイレクトに肉をかんでいるため肉の味がよく感じられ、あっさりとしつつも肉の香ばしい風味がしっかりと出ていることを実感できます。チェダーチーズのパウダーは舌の上でとろりと溶けて一気に風味が広がるのですが、肉の味がしっかりとしている分、ちょっと味が濃く感じられるかも。それでも、この味で100円ポッキリならお得な内容に感じます。

こちらは「レッドペッパー」。色はそこまで赤くなく、あまり辛そうではありません。

かけて見ても、やっぱり辛そうには見えません。

とは言いつつも、「きっと辛いに違いない、なんてったってレッドペッパーなんだから……」と恐る恐る食べてみましたが、やはり見た目通りそれほど辛くはありませんでした。レッドペッパーパウダーを頼む時点で辛さに対する期待値が高まり過ぎていて、実際に食べると拍子抜けしてしまった感じ。それでも少しではありますが、ピリリとした感触がじわじわとこみ上げてくるので、「辛さに弱いけれども、辛い味は好き」という方にはピッタリの味になっています。

「ジューシーチキンフィレオ」と「ジューシーシャカシャカチキン」のどちらも派手さはありませんが、一口食べれば食べ応えあるチキンの味に納得することができるはず。なお、6月8日（金）からは同じくチキンメニューとして「ビッグチキン」と「トマトビッグチキン」が発売されますので、こちらにも期待したいところです。