恐竜をまるで生きているかのようなリアリティで立体化したロボット&バルーン
暗闇で見たら卒倒するレベルのリアリティで巨大なキバやツノを持った恐竜たちを再現したロボットとバルーンがイベントJAPAN 2012で展示されていたので、その詳細を撮影してきました。
恐竜型のロボットとバルーンをオリジナルで製作しているのはON-ARTという会社。
恐竜たちはイベントなどに出演、展示するためのもので、出張パフォーマンスやリースを行なっているそうです。
灰色の「ティラノサウルス」は高さ約3.8メートル、全長約8メートル。写真右側に写っている人間と比較するとその巨大さがよくわかります。
非常に細かく色分けがされているので、遠目からでは実際にウロコがついているように見えるほど。
目には透明なパーツが使われているのでリアルです。
シャープな歯。
足元はこんな感じ。
会場では展示のみでしたが、実際には時速5キロほどで歩行したり口を開けたりすることが可能。ハリウッド映画ばりの迫力で暴れ回っている様子は同社がYouTubeにアップしているムービーの1分8秒あたりから確認できます。
[DINO-A-LIVE] DINO-A-LIVE - YouTube
「ヤングアロサウルス2号」は全高さ約2.8メートル、全長約6メートルとやや小ぶり。
それでも、人間と比較するとこれくらいの大きさがあります。
横から見るとこんな感じ。
頭部を目前にするとロボットだとわかっていても怖くなるほどの威圧感があります。
ナイフのように鋭い歯。
アロサウルスの特徴である目の上の突起もしっかり再現。
鋭利な3本のカギ爪を備えています。
尾っぽをふりまわし、カメラに食らい付く迫力満点の様子は以下のムービーの13秒あたりからチェックできます。
[DINO-A-LIVE] アロサウルス - YouTube
「トリケラトプス」は空気で膨らませる無可動のバルーンで全高約2.7メートル、全長約7.5メートルと「ティラノサウルス」よりやや小さいのですが、四つ足なので体積が大きく迫力満点。
風船にありがちなヘナヘナ感はなく、ツノの先までシャープ。
瞳は透明で、精気が通っているかのような輝きを放っています。
空気が抜けた状態から膨らんで立ち上がるまでの一部始終は以下のムービーで見られます。
Balloon Triceratops - YouTube
ちなみに、動く恐竜を作りはじめたのは、会社の代表である金丸賀也がかつて恐竜フィギュアの展示を見た際に「やっぱり恐竜には動いて欲しい」と思ったことがきっかけとのこと。詳細は同社のウェブサイトにもまとめられていますが、試行錯誤を経て実際にその思いを実現してしまうハンパない行動力に驚きです。
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