紙のからくり「カミカラ」で作られた恐竜たちとそのムービー
カリスマペーパークラフターの中村開己さんが作った「カミカラ 恐竜編」が、第14回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に選ばれました。
「カミカラ」はからくり有りのペーパークラフトのことで、この恐竜編では、恐竜の背中を押すと大口を開けたり、プテラノドンがバク宙をしたりと、面白いからくりが仕込まれています。素材が紙だけにも関わらず、これだけ面白いものが作れるのかと驚いてしまうような作品群です。
詳細は以下から。
紙のからくり「カミカラ」
紙のからくり カミカラ 恐竜編。「素材は紙ながら、本気で遊べる玩具だ」と評されています。
コレが実物。
パクパクシリーズはこのように背中の部分を押して遊びます。
実際にどのような動きをするのかは、作者本人がYouTubeに動画を公開しているので確認する事ができます。
これはディメトロドン、上記で紹介されているパクパクシリーズです。名前の通り、背中を押すと口がパクッと開きます。
YouTube - カミカラ恐竜編 Dimetrodon
バク宙するプテラノドン。
YouTube - カミカラ恐竜編 Pteranodon
これはちょっとびっくりなステゴサウルス。背中の板を引っ張ると……。
YouTube - カミカラ恐竜編 Stegosaurus
ティラノサウルスは「これで正しいの?」というぺっちゃんこの姿をしていますが、心配ありません。
YouTube - カミカラ恐竜編 Tyrannosaurus
アンキロサウルスは草食の恐竜ですが、尾の先に身を守るためのハンマーがついているので触るときには注意。
YouTube - カミカラ恐竜編 Ankylosaurus
巨大な爪を持ったテリジノサウルス。
YouTube - カミカラ恐竜編 Therizinosaurus
卵からは恐竜が誕生。
YouTube - カミカラ恐竜編 The egg of the dinosaur
これらのシリーズはすべて書籍「紙のからくりカミカラ 恐竜編」に収録されており、自分で作る事が可能です。また、恐竜編以外にもいろいろなシリーズがあります。
©中村開己
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