取材

SFロボ的デザインのホンダ運転席(コクピット)が未来を感じさせまくり


外見は最近のクルマでもありそうな形をしていながら、中身は未来にぶっ飛んでいる、というナイスなクルマをホンダが東京モーターショー2011に持ってきていました。最近はおとなしめのクルマ開発が続いているイメージのあったホンダですが、ひょっとしてその影で人が乗り込んで操縦できるロボットでも作っているのではないかと勘ぐりたくなる、非常に興味深い運転席周りとなっています。

Honda | 東京モーターショー2011

まずは次世代EVスポーツモデル「EV-STER」。


とてもスポーティーな印象の電気自動車です。


その運転席が、コレ。円いステアリングは存在せず、飛行機か、あるいはロボットの操縦席を連想させるような二本のレバーを握って運転することになります。


正面が速度計と回転計、右側ディスプレイが燃料計やエアコン温度、これまでの走行時間など車の状態を表示したもの、左側ディスプレイがその他の情報ディスプレイというように分かれているようです。


こちらは次世代プラグインハイブリッド車の「AC-X」。


「アグレッシブな走りを楽しみたいときはエンジン走行モードを、リラックスしてくつろぎたいときは自動運転モードを選ぶことができる」というクルマです。


ホンダ製ロボットのコクピットといわれたら信じられる、そんなデザインです。


この透明パネルはスマートフォンを意識したものでしょうか。


ホンダの次世代プラグインハイブリッド車「AC-X」運転席 - YouTube


最後はMICRO COMMUTER CONCEPT、未来都市型電動コミューターです。


ホンダの二輪研究所と四輪研究所とのコラボにより、二輪EVコミューター「MOTOR COMPO」の搭載を実現しています。


非常にスッキリとした運転席。ボタン類の数も少なく、あるのはエンジンとハザードぐらいのもの。


早くこのレバーを握ってぎゅんぎゅんと運転したいのですが、いつになったらこのクルマに乗れるのでしょうか。

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in 取材,   乗り物, Posted by logc_nt

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