「Windows8」実機デモ&実際の画面お披露目、WindowsPhone7風に
現在、アメリカのアナハイムで開催されているMicrosoftの開発者向けカンファレンス「BUILD」にて「Windows 8」が発表されました。「コピー機能がめちゃくちゃ強化される」「USB3.0サポートへ」など事前にいくつかの情報がありましたが、表舞台で実際にWindows 8のデモが披露されたのは初めてになります。
Microsoft Reimagines Windows, Presents Windows 8 Developer Preview: BUILD conference attendees and developers get first access to new operating system.
BUILD: Image Gallery
実際にPCやタブレットでWindows 8のデモを披露。
Windows 8は、Windows 7が動作可能なすべてのPCで動作する上に、プロセス数や使用メモリが減少しています。
ユーザーインターフェイスにはWindows Phone 7の「Metro(メトロ)」を採用し、シンプルなタッチ操作が主導とのこと。
このPCは数年前に発売されたレノボのネットブックで「ATOMプロセッサ」、「1GBメモリ」という性能ですが、Windows 8は問題無く動作するそうです。
◆ロックスクリーン
Wi-Fiの状態や受信メール数といったユーザーが気になる情報を表示しています。
◆スタートスクリーン
スタートスクリーンに表示されているそれぞれのタイルは、IEやカレンダー、ニュースリーダーといったアプリケーションを示しています。ここからアプリケーションをすぐに起動することもできますし、タイル自体がガジェットとして情報を表示しているというわけ。順番の入れ替えも自由自在です。
◆Internet Explorer 10
「枠なし」でタブ表示にしたIE。大きく見た目が変化していることがわかります。
◆タッチキーボード
タブレットなど、キーボードが付属しないデバイスでもWindows Phone 7のようにタッチキーボードが表示されます。
◆サムキーボード
ユーザーの使用スタイルに合わせて、左右に分離した配置のキーボードも用意。片手で文字打ちができるというわけです。
◆PhotoPicker
ローカルに置いてあるフォルダだけではなく、FacebookなどのSNSからでも写真を検索できます。また、ここにある写真に対してのツイートも読むことができるそうです。
熱気に満ちた会場は満員でした。
なお、本日12時より以下のサイトでWindows 8の開発者向けプレビュー版がダウンロード可能になります。
The new Windows Dev Center is launching soon
http://msdn.microsoft.com/en-us/windows/home/
<続き>
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