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GoogleがエイプリルフールについたウソをKinectを使って実現してしまったムービー


日本でもエイプリルフールに便乗して様々なサイトが工夫を凝らしたネタを披露していましたが、アメリカでも同様にネタ合戦が行われていたようです。

その中でもGoogleは「Gmailをジェスチャーで動かせるようになる」と、ちょっと本気っぽく見えるウソをついていましたが、これを見たユーザーがなんとその機能をXbox 360用コントローラー「Kinect」を使って実現してしまったとのこと。


Googleがウソをついた元ネタのムービーと、キネクトを使ってそれを実現したムービーは以下から。Hackers Make Gmail April Fools Joke Into a Reality - NYTimes.com

下のムービーが新機能「Gmail Motion」についてGoogleが発表したもの。

YouTube - Introducing Gmail Motion


このようにジェスチャーでメールを開いたり文字を入力したりできるということを、ちょっとスティーヴ・ブシェミに似ている男性が実演してくれます。


メールを送るときは切手を貼る動作をします。これは切手を舐める動作。


そして膝の上で貼り付けます。


様々なジェスチャーに対応することで、複雑な文章表現も可能に。


「過去24年間の研究によって、我々の会話においてボディランゲージが約80%もの役割を占めることが分かっている」と語っていますが、機能自体はウソです。


そして下のムービーが、この機能をキネクトを使って実現したもの。

YouTube - ICT MxR Lab's Response to Google's Gmail Motion


ムービーの説明文によれば、「GoogleのGmail Motionが何らかの理由により動作しないようなので、我々のソリューションを紹介します」とのこと。わりと自然なモーションで操作しています。


KinectのカメラがPCに接続されています。


このように頭、腕、胴の動きを読み取っています。下の画面は両手を頭に乗せている状態。


この機能は、動画に登場するEvan A. Suma氏がもともと開発していた「FAAST」(Flexible Action and Articulated Skeleton Toolkit)というKinectで身体操作によってキー入力などの操作を可能にするミドルウェアを応用したもので、「SLOOW」(Software Library Optimizing Obligatory Waving)と名付けられたそうです。

下のムービーは、「FAAST」を使って「World of Warcraft」をプレイしているもの。ちょっと動きがハデですが、ちゃんとプレイできています。

YouTube - World of Warcraft with Microsoft Kinect using FAAST and OpenNI


Evan A. Suma氏は北カリフォルニア大学のクリエイティブテクノロジー研究所に所属しており、研究所ではほかにもヴァーチャルリアリティの技術を使った様々なプロジェクトが進行しているようです。

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in ソフトウェア,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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