10年間警察から逃げ続けた末に妻のラザニアを食べに帰郷し逮捕された男

by jamesjyu

2000年から10年間にわたり逃亡生活を送り警察の手を逃れ続けていたイタリアの指名手配犯が、妻のラザニアを食べ家族とカーニバルを祝うため帰郷したところ、張り込んでいた警察により逮捕されたそうです。

詳細は以下から。Lasagne trail leads to fugitive - Offbeat, Breaking News - Belfasttelegraph.co.uk

2000年にコカイン取引にかかわる事件で懲役3年8カ月の有罪判決を受けた直後に姿を消したジャンカルロ・サバティーニ被告は、10年間にわたり逃亡生活を送り、警察をかわし続けてきました。


2011年3月8日(火)、情報提供を受けてローマ近郊ロッカ・プリオーラでサバティーニ被告の妻と娘の住居を監視していた警察は、ラザニアのトレーを抱え母の家を去り近所にある自宅へと走って帰る娘を目にし、不審に感じたそうです。娘の家に「客」が居るに違いないと確信し踏み込んだ警察により、サバティーニ被告は発見され逮捕されたとのこと。

イタリアでは多くの家庭で、レント(四旬節)で食事の節制期間に入る灰の水曜日の前日、カーニバル最後の火曜日の昼食にラザニアを食べる習慣があるそうです。サバティーニ被告はこの日を家族とともに祝うため、隠れ家のあるベルギーからイタリアへ帰国していたと見られています。

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