モバイル

京セラがCDMA2000対応のAndroidスマートフォン「Kyocera Echo」を発表、タッチパネル2枚を搭載


京セラが日本のKDDIが採用している「CDMA2000方式」をサポートしたAndroidスマートフォン「Kyocera Echo」をアメリカ市場向けに発表しました。

「ピボットヒンジ」と呼ばれる新開発のヒンジを採用し、タッチパネルを2枚搭載することで各ディスプレイで個別の操作を利用できるだけでなく、2枚のディスプレイを1枚のディスプレイとして利用することも可能な変わり種となっています。

詳細は以下から。
京セラから送付されたプレスリリースによると、同社はアメリカの携帯電話会社「Sprint」向けにAndroidスマートフォン「Kyocera Echo」を発売するそうです。

「Kyocera Echo」は3.5インチのWVGAタッチパネルを2枚搭載したモデルで、「ピボットヒンジ」と呼ばれるヒンジを採用することにより、端末を閉じたときは従来のスマートフォンのように1枚のディスプレイのみを使用できるほか、開くと2枚のディスプレイを利用可能とのこと。


第1世代Snapdragon「QSD8650(1GHz)」や720p動画撮影対応の500万画素カメラ、Bluetooth 2.1+EDR、1GBの内蔵メモリ、IEEE802.11 b/g対応無線LAN、microSDカードスロットなどを搭載しており、OSのバージョンは2.2。1370mAhの予備バッテリーと専用の小型充電スタンドが付属します。

これが「Kyocera Echo」です。一見普通のスマートフォンですが……?


開くとこんな感じになります。


なお、「Kyocera Echo」は2枚のディスプレイを使って以下のような使い方を実現しています。

◆シングル・スクリーン・モード
通常の1画面のタッチスクリーンで、スマートフォンが持つ全ての機能を操作する事が可能。

◆サイマル・タスクモード
「1つのディスプレイでメールを読みながら、もう一方のディスプレイではテキストメッセージを開く」というように、メールソフトやブラウザなど、搭載されている7種類のメインアプリの中の2つの機能を、2枚のディスプレイを使って操作可能。

◆機能アシストモード
「メール作成する際にもう一方のディスプレイを大きなキーボードとして活用」「YouTubeを見ながら、もう片方のディスプレイで次に見たい動画を選ぶ」といった、利用する1つのアプリケーションに対して、もう一方のディスプレイを使用することでその機能のサポート的な使い方や、操作性を向上させる使い方が可能。

◆タブレット・モード
2枚のディスプレイを繋げた4.7 インチの大画面で、地図や動画、ウェブサイトなどを表示するモード。

なかなか面白いコンセプトのスマートフォンですが、はたして日本市場向けにリリースされる予定はあるのでしょうか……?

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
京セラ、スマートフォンを国内市場へ年内に投入する意向であることを認める - GIGAZINE

KDDIに「CDMA2000版iPhone 4」の発売予定があるのかどうかを速攻で聞いてみた - GIGAZINE

KDDIが「WiMAX搭載スマートフォン」を発売する方針であることを認める - GIGAZINE

「IS03」よりも高速に、KDDIがAndroid 2.2スマートフォン「IS05」のCPU高速化を検討中 - GIGAZINE

in モバイル, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.