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2010年第4四半期のコンピュータ市場、iPad効果でAppleがDELLを抜いて3位に


2010年第4四半期のサーバー向けパソコンやデスクトップパソコン、ノートパソコン、ネットブック、タブレット端末を含むコンピュータ市場において、AppleがDELLを抜いて3位になったことが明らかになりました。

iPadをパソコンと同じ扱いにすることに対してはさまざまな意見があるかと思われますが、調査会社のアナリストはその理由についても明らかにしています。

詳細は以下から。
Canalys reports global PC market growth of 19% in Q4 2010 (Canalys research release: r2011012)

調査会社Canalysが発表した2010年第4四半期(2010年10月~12月)のコンピューター売り上げシェアによると、サーバー向けパソコンやデスクトップパソコン、ノートパソコン、ネットブック、タブレット端末を含む出荷台数はトータルで前年同期比19.2%増となる1億580万台に達したそうです。


この成長についてCanalysのシニアアナリストDaryl Chiam氏は「ネットブックが2009年に市場を牽引したように、タブレット端末が市場を動かした」と述べており、「タブレット端末はPCとしてカウントするべきではない」という主張に対して、液晶画面が7インチ以上のもので、十分な処理能力と急成長するアプリケーションを備えているため、ネットブックに匹敵するものとしてとらえるべきであるとしています。

シェア一覧。1位はHP(17.7%)、2位はAcer(12.8%)でいずれも前年同期と比較して低下したのに対して、Appleは出荷台数が前年同期比241.0%増という急成長を遂げており、シェア10.8%で3位にランクイン。4位のDELLも10.8%となったものの、出荷台数はAppleより10万台少ないという結果に。


世界中のどこで市場が成長しているのかを示すグラフ。中央および東ヨーロッパやラテンアメリカ、アジア太平洋地域で大きな伸びを見せています。


ちなみにiPadをカウントから除外した場合、Appleは2010年第4四半期に413万台のMacを販売しているため、シェアは約3.9%となるようです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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