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PSPの年間販売台数が全ゲーム機中トップに、発売以来初めてニンテンドーDSを追い抜く


2010年に販売されたゲーム機の中で、PSPが初の年間販売台数トップとなったことが明らかになりました。

今までゲーム機の販売台数首位の座はニンテンドーDSがキープしていましたが、PSPが発売されて以来、初めてPSPがニンテンドーDSを追い抜くという結果になっています。

詳細は以下から。
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ゲームビジネスを中心としてリサーチやコンサルティングなどを手がけるメディアクリエイトが行った2010年12月27日~2011年1月2日のゲームソフトおよびゲーム機の販売台数調査によると、PSPが9万9703台を売り上げ、販売台数トップとなったそうです。

これが販売台数の内訳。ちなみにPSPシリーズ(PSP+PSPgo)を合計した販売台数は10万8786台、ニンテンドーDSシリーズ(ニンテンドーDSi、DSiLL、DS Lite)を合計した販売台数は9万9578台となっています。


なお、2010年1月4日~2011年1月2日の1年間のゲーム機販売台数ですが、据え置き機ではWiiが167.4万台でPS3に8.8万台差をつけて、4年連続でトップとなったほか、携帯ゲーム機ではPSPシリーズが初めてニンテンドーDSシリーズの販売台数を上回る290.7万台を販売して全ゲーム機中トップになったとされています。

今回、携帯ゲーム機の首位が入れ替わった背景には2007年の時点で国内で2000万台を売り上げるなどしており、すでにニンテンドーDSシリーズが各家庭に十分行き渡ったことや、新型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の発表で既存モデルの買い控えが起きたことなどが挙げられると思われます。

しかし2010年は人気シリーズ最新作「モンスターハンターポータブル 3rd」と、実に4年ぶりの完全新作となる「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」の、ゲーム機の販売台数を大きく牽引する2大キラータイトルが大激突した年でもあったことを考えると、この逆転劇は非常に興味深いのではないでしょうか。

いよいよ来月にはニンテンドー3DSが発売され、裸眼3D機能や過去のゲームボーイソフトをプレイできる機能などのさまざまな新機能などから、非常に高い人気を集めることになるのは目に見えていますが、ソニーがいったいいつ「次なる一手」を繰り出してくるのかも気になるところです。

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in ゲーム, Posted by darkhorse_log

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