映像での再現は不可能?「牙狼<GARO>」のオリジナルエピソード小説が11月27日発売
現在、3D映画「牙狼<GARO>~RED REQUIEM~」が好評上映中ですが、この作品は2005年~2006年に放送された特撮ドラマ「牙狼〈GARO〉ガロ」の続きのエピソードを描いた映画です。
雨宮慶太監督が語ってくれたように、映画はテレビシリーズからは独立したエピソードになっており、それ単体でも楽しめるようになっていますが、テレビシリーズを知っているファンからすると「いったいテレビシリーズと映画との間にはどのようなエピソードがあったんだろう?」と気になるところ。
その空白期間を埋めるオリジナルエピソードを記した小説「牙狼<GARO>~妖赤の罠~」が11月27日に発売となるそうです。
『牙狼
「牙狼<GARO>~妖赤の罠~」は、ホビージャパンが発行している特撮・SF誌「宇宙船」で2008年4月から2010年10月発売号まで掲載されていたオリジナルストーリーを1冊にまとめたもの。
原作・総監修を雨宮慶太さんが務めており、テレビシリーズのメインライターだった小林雄次さんが書き下ろした作品で、全11話。出版にあたってはさらに一部加筆が行われ、完全版となっているそうです。扉絵は雨宮慶太さんの描き下ろしイラストが、カバーはオムニバス・ジャパンによる描き下ろしCGが使用されます。
ストーリーはテレビシリーズの後に放送されたスペシャル番組「牙狼<GARO>スペシャル~白夜の魔獣~」と、10月30日から公開されている3D映画「牙狼<GARO>~RED REQUIEM~」の間に位置するもの。ストーリーは以下のような感じ。
世界中から選び抜かれた魔戒騎士が最強の名を賭けてしのぎを削る闘技大会「サバック」には、黄金騎士ガロ(冴島鋼牙)や銀河騎士ゼロ(涼邑零)、白夜騎士ダン(山刀翼)、そして真紅の魔戒騎士・灼熱騎士ヤイバやの姿があった。この神聖な儀式に張り巡らされた陰謀を察知した北の番犬所は、企みを暴き阻止すべく鋼牙に白羽の矢を立てる。謎の女ミサキと、暗躍する騎士・五道アキラ。苦悩する暁、繋がる線、そしてその先には暗黒の陰我が……。
作品は「牙狼<GARO>」史上最大の長編であり、映像では再現不可能だと表現されています。ラストでは映画とのリンクも明らかになるそうなので、雨宮慶太の描く壮大な「牙狼<GARO>」ワールドに興味のある人はぜひ手に取ってみてください。
◆書籍情報
書名:牙狼
著者:小林雄次
原作:雨宮慶太
定価:1575円
ISBN:978-4-7986-0149-6
装丁:四六判・400ページ予定
11月27日発売
また、小説「牙狼<GARO>暗黒魔戒騎士篇 新装版」も好評発売中です。
著者:小林雄次
原作:雨宮慶太
定価:1575円
装丁:四六判・384ページ
ISBN:978-4-7986-0135-9
©2005 雨宮慶太/Project GARO
©2006 雨宮慶太/東北新社・バンダイビジュアル
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