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Twitterでつぶやいた内容でリツイート(RT)されるのは全体の6%だけ


Twitter上でツイート(つぶやきを投稿すること)をした際に何らかの反応、例えば「@」でリプライ(返信)をもらうであるとか、「RT」でリツイート(自分のツイートを別の人がさらにそのままツイートすること)される割合は一体どれぐらいなのか?というのを調査会社であるSysomosが過去2ヶ月間の全12億ツイートを追跡調査して明らかにしました。

調査結果は以下から。
Replies and Retweets on Twitter, a Report by Sysomos
http://sysomos.com/insidetwitter/engagement/

これが調査結果の図。全体の71%は「無反応(ノーリアクション)」で、23%「@」の形でリプライをもらっており、さらに「RT」されているのは全体のわずか6%。この6%のRTの内訳を見てみると、92%は1時間以内にRTされている事が判明しています。さらに「@」されたツイートについても、1個だけ「@」されるのが85%、2回「@」されるのが10.7%、3回「@」されるのはわずか1.53%となっており、リプライされ続けるというのもなかなか難しいようです。


さらに「RT」に注目してもっと詳しく見てみると、全RTの92.4%は最初のツイートが発生してから1時間以内に発生し、2時間以内に起きたのは1.63%、3時間以内に起きたのは0.94%に過ぎませんでした。つまり、1時間以内にRTされなかったツイートはそのまま膨大な量のツイートの渦の中に溶けて消えてしまい、再び日の目を浴びることはほとんど無い、ということです。


「@」によるリプライについても同様の傾向があり、全リプライの96.9%は最初のツイートが発生してから1時間以内に発生し、2時間以内に起きたのは0.88%となっています。

全ツイートのうち、「@」がもらえたツイートについて詳しく見てみると、85%は1回リプライされただけ。別の10.7%についてはオリジナルのリプライにリプライしたもので、会話としては第2段階にまで深まっています。そしてわずか1.53%のツイートは第3段階にまで至っており、オリジナルのツイートに対してリプライされ、そのリプライに答え、さらにリプライのリプライにリプライするということになっています。

言葉で書くと意味がわかりにくいのですが、要するにリプライに返答するという形でどれぐらい長く会話のキャッチボールが続いたのか?ということであり、以下の図を見るとわかるように、Twitter上で会話し続けられるユーザーというのはかなり稀なのだ、ということがわかります。


こうなるとフシギになってくるのが、「しかし爆発的に広まっているツイートも確かに存在するが、あれはどういう理屈なのだ?」という点。これについては要するに極めて低い確率ではあるが、延々と「@」され、「RT」されまくるツイートというのもゼロではない、ということ。

そのようなツイートは全ツイートの内どれぐらいの威力を誇っているのかというのが以下のスパイラルムービーで分かります。回転する螺旋が時間軸となっており、中央に近づくほど時間が経過しているという意味で、青いドットはツイート、そしてこの青いドットの大きさは「@」されたり「RT」された数を示しています。つまり青いドットが大きくなればなるほどそのツイートはたくさんの人に「@」「RT」されまくっているツイートだ、ということです。なお、緑の線はオリジナルの一番最初のツイートに対する「RT」、オレンジの線はオリジナルの一番最初のオリジナルのツイートへの「@」です。

YouTube - Twitter Time Machine - a spiral of @replies and retweets


本当に少数ですが、絶大な威力と話題性を持つツイートが生まれているのがわかります。が、なぜそういうことになるのかが実にフシギです。

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in ネットサービス,   動画, Posted by darkhorse

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