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成功のひけつはチョコレート、病的な肥満体から90キロ以上減量した男性


病的なまでの肥満体であったPeter Ajello氏は、チョコレートを利用した「チョコレート・ダイエット」とでも呼ぶべき方法で、90キロ以上も減量することに成功しました。とてもそうは見えませんが上の写真の2人の男性は同一人物で、左がダイエット後、右がダイエット前の姿です。

まさに「劇的なビフォーアフター」である気がしますが、あまりダイエットにつながりそうには思えないチョコレートをあえて利用することで、どのようにしてダイエットを成功させたのでしょうか。


詳細は以下から。Morbidly obese man loses 200lbs on chocolate diet | Mail Online

この記事によると、Peter Ajello氏は痛風と糖尿病にかかり、生命に危険を及ぼすほどの発作に襲われたことをきっかけに「このままではいけない」と決意し、異常な食生活を改め、ダイエットを試みることにしました。

ダイエット以前、彼はなんと平均的な成人男性の必須カロリーである2500キロカロリーの10倍近くにあたる、2万4000キロカロリーを1日に摂取していたそうです。食事の内容は大量のフライドチキンやフライドポテト、チーズのかたまり、ハンバーガー4つなどに、飲み物に2リットルのコーラやチョコレートシェイクを合わせた、ちょっと想像しただけでも胸焼けしそうなもの。


しかも彼はダイエット以前、シロップたっぷりのパンケーキを4枚たいらげた後、これもまたシロップのかかったフレンチトーストを食べられるような無類の甘いもの好きであったため、甘い物に対して禁断症状が出そうになったらビターチョコレートを少量食べることで、今までのような甘い物のドカ食いを防ぐことにしたそうです。

また、同時に運動をしっかりと行ったことで、彼は着実に減量を成功させ、友人たちを驚かせました。学生時代には大食いで名をはせたPeter氏のダイエットが失敗し、年明けまでに減量目標を達成できないという方に大金をかけた友人によるダイエット妨害にも負けず、彼は1年4ヶ月かけて自分の体重の半分にあたる約90キロにも及ぶ減量を成功させました。


しっかりと運動を行うだけでなく、ジャンクフードや甘い物まみれの食事から野菜を含む食生活に改め、甘い物を一切禁止するのではなく、ビターチョコレートは食べてもいいとしたところに、ダイエット成功のひけつが隠されていたというPeter氏。

ダイエットをする際、ついつい「全か無か」という発想に陥ってしまい、まったく食べないかあるいは極端に制限した食事をしてしまう人もいるかと思われますが、健全にダイエットを継続するためには、あまり極端すぎる方策に走らない方が良いのかもしれません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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