クラシックカーを改造したベッドも、クルマ好きのために作られたホテル「V8 Hotel」
ドイツのシュトゥットガルトといえば、ダイムラーやポルシェ、自動車部品メーカーのボッシュなどが本社を置く、自動車産業で栄えた都市。ベンツ博物館やポルシェ博物館などもあり、多くのクルマ好きが世界中から訪れます。
そのシュトゥットガルトにふさわしい自動車をテーマにしたホテル「V8 Hotel」では、「ドライブインシアター」や「ガソリンスタンド」などのさまざまなテーマに沿った部屋が用意され、モーリス・マイナーやメルセデス・ベンツのクラシックカーを改造したベッドで眠ることもできます。
詳細は以下から。V8 Hotel: Das Designhotel im Meilenwerk in Böblingen bei Sindelfingen & Themenhotel Meilenwerk Stuttgart
「V8 Hotel」は旧ベーブリンゲン空港の管制塔を改装したもので、2009年9月にオープンした自動車博物館などを含む複合施設Meilenwerkの一部。
ドライブインシアターをテーマにした部屋「Autokino」。
向かいの壁には大型のフラットスクリーンテレビがあり、70年代のキャデラックのベッドに寝ながらアメリカンなドライブインシアター気分で映画を楽しめます。
映画ポスターいろいろ。
ガソリンスタンドをテーマにした部屋「Tankstelle」。
家具もすべてテーマに沿ったものとなっています。
洗車場をテーマにした「Carwash」。
ベッドとテレビ台はメルセデス・ベンツです。
モータースポーツをテーマにした「Racing」。
シャワー上部の壁にはシャンパンの絵が。F1の表彰式でおなじみのシャンパンファイト気分が味わえるというわけです。
修理工場をテーマにした「Werkstatt」。
ベッドの足元にはモーリス・マイナーのテレビ台。
その下には修理工の足が……芸が細かいですが、少しホラーな香りもします。
廃車をテーマにした「Nostalgie」。
ソファなどの家具もスクラップ風。
ルート66とバイクをテーマにした「Motocycle」。
かなり「ボーントゥビワイルド」な気分になれるのではないでしょうか。
「V8 Hotel」にはこれらのテーマルームのほか、旧空港のバウハウス建築を生かしたスタイリッシュなインテリアのシングルルームやダブルルームもあり、旧管制塔の部分は3フロア90平方メートルの「ツェッペリン・スイート」になっているそうです。
・関連記事
世界の奇妙でおもしろいホテル - GIGAZINE
世界各地の美しいリゾート地や幻想的なホテルの写真 - GIGAZINE
どんな場所でも一等級の部屋に早変わりする「Hotel Everland」 - GIGAZINE
2000円で宿泊できる砂のホテル、ただし屋根とトイレはなし - GIGAZINE
ドバイにある一晩254万円で泊まれるホテルの部屋 - GIGAZINE
アブダビで建設中のフェラーリ・テーマパークができあがっていく様子が分かる写真 - GIGAZINE
・関連コンテンツ