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現代の生活スタイルに応えた「デジタル仏壇」登場、読経のオンライン配信にも対応


昨今の住宅事情に合わせて、洋風にデザインをアレンジした仏壇などが発売されていますが、現代人の生活スタイルに応えた「デジタル仏壇」が登場しました。

液晶画面に遺影や位牌を表示できるほか、通信機能をサポートすることで独居老人の安否確認や読経のオンライン配信などにも対応するなど、驚きの内容となっています。

詳細は以下から。
信濃毎日新聞[信毎web] 松本のデザイン計画、デジタル仏壇を開発

信濃毎日新聞の報道によると、長野県松本市にある総合広告代理業の「デザイン計画」が液晶画面を組み込んで遺影や位牌などの情報を表示する「デジタル仏壇」を開発したそうです。

「デジタル仏壇」は扉を開くと音楽とともに最大50枚までの遺影や過去帳、戒名、俗名を表示できるほか、付属ソフトとパソコンを使ってSDカードに記録した画像を表示することも可能。法事の日時を事前に知らせたり、仏壇にお参りした回数を示したりする機能も盛り込まれています。


また、上位モデルには通信機能を備えており、寺から檀家に法話や読経、法事および祭事の予定を配信できるほか、一人で暮らす高齢者向け機能として、一定期間仏壇の扉が開かないと家族らに安否確認を促すメールを送る機能も搭載されているとのこと。

7月上旬にパシフィコ横浜で行われた「フューネラルビジネスフェア2010」でデジタル仏壇が展示された時の様子。


ひときわ存在感を放つ展示ブース


これがデジタル仏壇です。


なお、同社はペット用のデジタル仏壇も販売しています。


特設サイトで行われているデジタル仏壇の解説。
デジタル仏壇 祈りのこころ


法事の日時などをチェック可能です。


位牌もデジタル表示できるようになっています。


俗名表示


複数の遺影の表示にも対応


セットアップは非常に簡単。


非常に現代らしい製品ではありますが、問題は高齢ユーザーがこのような製品を受け入れるのかというところでしょうか……。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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