デザイン

iPadをクラシカルなタイプライターに変身させる自作ドックが登場


パソコンなどの電子機器を部屋に置きたいけれども、デザインが今ひとつなために雰囲気が台無しになってしまうのがイヤな人は結構いるかと思いますが、そんな人はこのクラシカルなタイプライター型のiPadドックはどうでしょうか。

以前GIGAZINEでミニマムなデザインで愛好家の多い一体型マッキントッシュをiPadドックに変身させたものを紹介しましたが、それに負けず劣らずいい雰囲気を醸し出しています。

詳細は以下。
USB Typewriter

まずはムービーで動いている所を見てみましょう。

YouTube - usbtypewriter demo



パチパチという小気味よい音を楽しみながら、タイピングすることができます。


リターンキーを使うだけでなく、本物のタイプライターと同じようにiPadを乗せているキャリッジ部分を動かして改行することも可能。


キャリッジを戻すとカーソルも次の行に移るという凝った仕組みになっています。


このタイプライター型USBキーボードはアメリカ・フィラデルフィア州のDIYサークル、Hive76が制作したもの。設計図や制作手順などはクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示 - 非営利 - 継承)のもとサイトですべて公開されているほか、キットや完成品のオンライン販売も行なわれています。

内部は極めてシンプル。キーにはもともと金属のアームがついており、これをArduinoデバイスを用いた追加回路の電極に接触させてキーの押下を検出する仕組みとなっています。


PCとキーボードの接続はUSB経由なので、様々なデバイスで利用が可能。Arduinoデバイスの情報はたくさんあるので、Bluetooth化もできるかもしれません。


ちなみにキャリッジを動かして改行させるのに慣れきってしまった人が、コンピューターを使うとこうなるそうです。

YouTube - typist



改行の瞬間、ディスプレイをデスクの上から払い落としてしまいました。


ところでこのキーボードは、キャリッジを元の位置に戻すことで改行されますが、だからといってファイルの改行コードが「CR(キャリッジリターン)」に変わってしまうということはもちろんないようです。

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in ハードウェア,   動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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