取材

携帯電話でも「裸眼で3D」時代が到来か、NTTドコモの「携帯型多視点裸眼3Dディスプレイ」


6月にアメリカで行われたゲーム業界の見本市「E3」において、任天堂が裸眼で3Dを楽しめる新型携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」をお披露目しましたが、そう遠くないうちに携帯電話でも「裸眼で3D」が主流になる可能性が見えてきました。

本日から東京ビッグサイトで行われている「ワイヤレスジャパン2010」において、NTTドコモが裸眼で3D表示が可能な「携帯型多視点裸眼3Dディスプレイ」を展示しています。

詳細は以下から。
「ワイヤレスジャパン2010」のNTTドコモブース。


「携帯型多視点裸眼3Dディスプレイ」の展示が行われていました。


3Dメガネ無しに広い範囲で自然な立体映像を見ることができるディスプレイとなっています。


これが「携帯型多視点裸眼3Dディスプレイ」です。8方向の画像を1枚の画像に合成してディスプレイに表示する仕組みです。


残念ながら立体でお見せすることができませんが、ハチが動く映像も3Dで表示されていました。視野角が気になるところですが、角度を変えてもあまり3D表示に変化がないのがすごい。


なお、NTTドコモのシャープ製端末「SH251iS(2002年)」やKDDIの日立製端末「H001(2009年)」など、裸眼で3Dを楽しめる携帯電話自体はすでに発売されていますが、3Dテレビや3Dゲーム機の普及で3Dコンテンツが充実すれば、「携帯電話でも3D」が当たり前になる日も遠くはないのかもしれません。

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in 取材,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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