自分自身に数百通もの脅迫メールを送り続けていた女性が逮捕される

何百通もの脅迫メールを自分自身に送りつけていたことで、25歳の女性が逮捕されました。

そもそもなぜ自分宛に脅迫メールを送っていたのかもナゾですが、そのことによって逮捕されるのも大変不可解です。一体どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。

事件の詳細は以下から。Woman jailed for making threats - to herself | sister, law, manunga - News - The Orange County Register

カリフォルニア州オレンジ郡のサンタアナ市に住むJeanne Mundango被告（25歳）が、自分宛に数百通に及ぶ脅迫メールを送っていたことで逮捕され、懲役1年が言い渡されました。これだけ聞くとわけが分かりませんが、Mundango被告は交際をやめた2008年から、元彼の義理の姉の名義でプリペイド携帯を契約して、自分が所有している携帯宛に脅迫メールを送り始め、その脅迫メールを「元彼とその義理の姉が送りつけてきた」ということにして警察に届け出ていたということです。Mundango被告のもくろみ通り彼らは脅迫の罪で警察に逮捕され、保釈金として数千ドルもの額を要求されてしまいました。

これがJeanne Mundango被告。

Mundango被告のウソがバレるきっかけとなったのは、被害者の2人がプリペイド携帯の販売店のセールスマンに会ったことで、プリペイド携帯はニセの名義で購入されたものだと判明したことだそうです。しかし、それまでに義理の姉に対しては通算3度目になる逮捕令状が出されてしまっていたといいます。

Mundango被告は逮捕され、懲役1年と執行猶予3年、そして元彼とその義理の姉に一切手出しをしないこと、そして彼らに賠償金として5万ドルを支払うことが命じられました。被害者の2人は誤認逮捕を免れたのですが、このことによって汚名を着せられたことをとても心配しているようです。

Mundango被告のたくらみは見破られて逮捕されたものの、結果として二人の名誉を貶めるのには成功していると言わざるを得ないようです……