NTTドコモ、ニンテンドーDSやPSPなどの携帯ゲーム機に回線の提供を検討中
NTTドコモが携帯ゲーム機に自社回線の提供を検討していることが明らかになりました。
6月にアメリカで行われたゲーム業界の見本市「E3」において、任天堂が3D立体ゲームに対応した「ニンテンドー3DS」が発表されたほか、2月にはソニーがPSPと携帯電話を合体させた「PSPケータイ」を開発していることが明らかになっていますが、いったいどのような形で回線が提供されるのでしょうか。
詳細は以下から。
Videogame-Device Makers in Talks About Portable 3G Connections - WSJ.com
The Wall Street JournalがNTTドコモの山田社長に対して行ったインタビューによると、同社は現在、携帯ゲーム機メーカーと回線の提供について協議していることを明かしたそうです。
山田社長は「ゲームメーカーはポータブルゲーム機が次のステップに進むためには無線接続が必要であるということを知っている」とした上で、「現在あらゆる会社と協議している」と述べたとのこと。なお、いったいどの会社と協議しているのかについて、山田社長は明言を避けています。
気になる回線の提供方法についてですが、山田社長はNTTドコモの3Gネットワークにアクセスするためのコンポーネントを携帯ゲーム機に組み込むか、あるいは2010年夏モデル発表会でお披露目された「モバイルWi-Fiルータ」を使った形になるであろうとしています。
実際に携帯ゲーム機で3G回線を利用できるようになった場合、今以上にインターネットを経由した対戦が盛んになるほか、MMORPG的なタイトルが人気を博すことも考えられますが、どのゲーム機に提供されるのか、そして料金はどうなるのかといったところが気になります。
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