そのまま飾っておけそうなほど美しいデザインのラジコン用蒸気エンジン
ラジコンの動力源としては電気で動くモーターが一番よく使われていますが、中にはガソリンエンジンや蒸気機関を使ってラジコンを動かしている人達もいます。これらのエンジンはモーターよりもサイズが大きく目立ってしまうため、動力性能だけでなく見た目や音なども重要なファクターとなります。
第49回静岡ホビーショーでは、斉藤製作所によって様々なサイズや形式のガソリンエンジンや、エンジンそのものだけでも飾っておけるほど美しいラジコン用蒸気エンジンが展示されました。ガソリンエンジンの実演は残念ながらありませんでしたが、蒸気エンジンは水槽を利用したデモンストレーションが行なわれ、注目を集めていました。
詳細は以下。
(株)斎藤製作所(SAITO)
斉藤製作所のブース。
あらゆるラジコンに対応するサイズ・出力の小型エンジンをラインアップしています。
そしてこちらが模型用蒸気エンジンのラインアップ。
駆動部分とボイラー部分はラジコンの大きさに応じて、それぞれ好きな物を組み合わせるようになっています。
ブースでは実際の製品を利用したデモンストレーションが行なわれており、手元のプロポ操作でスクリューの回転方向を変えたり、汽笛を鳴らしたりしていました。
動画はこちらから。
YouTube - 斉藤製作所による模型用蒸気エンジンのデモンストレーション
これが蒸気エンジンの心臓部であるボイラー。右端から上に突き出ているのは煙突です。
高圧の水蒸気を運動に変えるエンジン部分。
1つ1つのパーツは相当細かく作られています。
こんな感じの蒸気船のラジコン化にはピッタリです。
小型の4ストロークOHV単気筒エンジンのカッタウェイモデル。燃料はガソリンとエンジンオイルを混ぜた混合ガソリンを使います。
別のモデルではモーターを使って実際の動きを再現していました。かなり小さなエンジンですが教科書通りの動きを見せてくれます。
YouTube - 斉藤製作所の模型用OHVエンジンのカッタウェイモデル
電装品やキャブレター、マフラーなどをワンセットで供給しています。
こちらは星形三気筒エンジンFA-450R3Dのカッタウェイモデル。
空冷フィンの細工が美しい新製品FA-200シリーズ。
水平対向2気筒OHVエンジンなど飛行機のデザインに合わせて様々な形式が選べます。
星形5気筒のFA-325R5Dという大物エンジンも製作しています。
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