黒ゴマ×白ゴマのマクドナルド「NEW ゴマえびフィレオ ごまごまバンズ」徹底比較レビュー

「マクドナルドの日本（ニッポン）の味」と題したシリーズの第2弾として「NEW ゴマえびフィレオ ごまごまバンズ」が発売されました。

白ごまと黒ごまを使用したダブルごまバンズが香ばしいというこのバーガーを、通常のえびフィレオだけでなく、同じくエビ系バーガーに分類されるロッテリアの新商品・「王様のエビバーガー」と比較してみました。

詳細は以下から。NEW ゴマえびフィレオ ごまごまバンズ | メニュー情報 | McDonald's Japan

店頭には第1弾の時と同じく、の時と同じく、石川遼選手を起用した垂れ幕が。「帰ったら食うぞ～！」とのことですが、いつになったら石川選手はハンバーガーにありつけるのでしょうか。

さっそく持って帰ってきました。マスタードが苦手な人がいたので1コだけ抜いてもらったため、左下のものには目印のシールがはってあります。

前回の「NEWてりたま モチモチバンズ」と同様に、バンズの存在感が強烈です。「マクドナルドの日本（ニッポン）の味」はバンズに注力したラインナップということなので、このボリューム感は納得。

ソースが固めなのでレタスが全部上のバンズにひっついてしまうほどでした。

えびカツ部分はこんがり揚がっています。

下のバンズにはあまり他の具がついていないので、ダブルごまバンズの色や質感がよく分かります。いかにもごまごました黒っぽい色をしています。

黒ごまのつぶつぶは見て分かるのですが、白ごまは小麦粉の色に隠れてしまったのかよく分かりませんでした。茶色いものはえびカツの衣部分です。食べてみると、視覚的にはインパクトのあるダブルごまバンズですが、食べてみるとごまの風味はあまり感じず、えびカツとサウザンソースの向こう側に隠れてしまっていました。具だくさんでバンズがしっかりとした食べ応えなので、いつも「えびフィレオ」を頼むような自称えび党の人は一度トライしてみる価値がある一品となっていました。

いつものえびフィレオと並べてみました。

上から見ると、普通のえびフィレオの方が若干直径が大きい感じ。色だけ見ると左が黒ごま、左が白ごまバンズといった趣。

すぱっと半分にしてみました。

「ゴマえびフィレオ」はやはりバンズのボリュームが印象的。サウザンアイランドソースもえびカツもみっしり入っています。

一方、普通の「えびフィレオ」は断面を見ると「NEW ゴマえびフィレオ ごまごまバンズ」よりちょっと空間が目立つ感じ。いつものえびフィレオの方が、レタスとソースの量が控えめなせいか、えびカツのさくさく感はより強く感じられました。ただ、「NEW ゴマえびフィレオ ごまごまバンズ」はバンズのボリュームがたっぷりなので、それに合わせて具やソースを増やしたのかもしれないと感じました。どちらもえびカツのぷりぷり感はしっかり感じるので、ボリュームを取るかえびカツの食感を取るかで選択するのがよさそうです。

次はロッテリアの「王様のエビバーガー」と比較します。

真上から見ると大きさはだいたい一緒。

上のバンズを並べてみました。左の「NEW ゴマえびフィレオ ごまごまバンズ」はソースがねっとりしていてレタスをごっそり持ってきてしまっています。

「王様のエビバーガー」は伊勢エビを使ったソースがしっかりしているためか、グリルエビパティの方に具がくっついています。

バンズの色はやはり全く異なります。「王様のエビバーガー」のグリルエビパティには衣がないため、何もくっついていません。

王様もろとも一刀両断。

「NEW ゴマえびフィレオ ごまごまバンズ」のバンズの気泡はきわめて細かく、ぎっしりしています。食べてみると食感の上ではバンズの存在感が大きいです。

一方、「王様のエビバーガー」のバンズには気泡が多く、ふんわりしているのが見た目でも分かります。厚みはさほどありませんが、グリルエビパティと伊勢エビを使ったソースがしっかりと主張していて食べ応えは十分。「NEW ゴマえびフィレオ ごまごまバンズ」がバンズが主力のサンドイッチ的な立ち位置だとすると、ロッテリアの「「王様のエビバーガー」はソースとパティを楽しむグリル料理のような印象を受けました。パンが食べたい気分の時には「ゴマえびフィレオ」を、ちょっとぜいたくにエビを楽しみたいという時には「王様のエビバーガー」を選ぶとちょうどいいのではと思いました。