ハバネロが練り込まれた「まかない辛うどん」がどれくらい辛いのか温冷と食べ比べてみた
麺類のネット販売を手がける「めんぐるめ」から、ハバネロを練り込んだ「まかない辛うどん」が発売されています。「まかない」という名前の通り、このうどんはメインの商品ではなく、こっそりと売り出されているものです。
辛さはいろいろな調整を経て現在のものに落ち着いたそうなのですが、辛さの感じ方は人それぞれ。今回は冷やしてざるうどん、温かいつゆでかけうどんとして食べてみて、果たしてどの程度の辛さなのかその実力の程を確かめてみることにしました。
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パッケージからして真っ赤。
ぱかっと開けると説明書が。
ゆで方などがずらっと書かれています。手作り感があり、この商品のために作られた感じがしてきます。
冷たい水で締めてざるうどんで食べる方法が掲載されています。
原材料はこんな感じ。一般的に原材料名は多く含まれている順に表示されているものですが、小麦粉、食塩の次に唐辛子が来ていることからかなりふんだんに含まれていることが分かります。10
説明書をどけると、中にハバネロ入りの「まかない辛うどん」が鎮座していました。
1つの箱に2人前のパックが2つ入っています。
麺自体は細め、生麺なのでずっしりとした重みがあります。
そして色はオレンジ色。真っ赤ではないものの、明らかに普通のうどんとは違う色合いにちょっと背筋がぞくりとします。
付属のそばつゆも同じ会社で作られた物。ざるうどんで食べるのがおすすめなので、おまけでつけているものだとか。
ぐつぐつと湯をわかし、ゆでていきます。
しっかりと打ち粉がしてあるので、麺を投入するとお湯がにごりました。
ぐつぐつ。
6~9分ゆでるとのことだったので、短めの6分にゆで時間を設定、水にさらしてから丼に盛ってみました。
ゆでる前と比べても特に大きな色の変化はありません。ぷりっとしたつやつやの麺がおいしそうですが、ハバネロ入りなので油断できません。
一人で立ち向かうのは無謀と判断、複数人で立ち向かうことにしました。ハバネロ入りということは事前に伝えておいたので、おのおの相当な辛さが襲ってくることを覚悟して口にしたのですが、飛び上がる程の辛さではなく、辛いものが苦手な人でも我慢できるレベルでした。それよりうどんとしてのクオリティが非常に高く、稲庭うどんを思わせるほどによい食感だった非常に印象的です。普段の試食レビューでは辛口なコメントの多い編集部員ですが、このうどんに対しては総じて高評価。しかしながら中に練り込まれたハバネロが後からじんわりとした辛さで迫ってくるので、うどんのおいしさを味わうのにちょっと邪魔な感じがしてしまい、かといって激辛を求める人には物足りない感じがしたので、うどんではなくつけつゆにハバネロを配合したほうがよりおいしく食べられそうだと思いました。
今度は温かいかけうどんで試食していきます。
さっきはざるうどんのつけつゆとして使った付属のつゆは、薄めるとかけそばなどのつゆとして利用できるとのことなので、こちらをつゆとして利用します。
できあがったものがこちら。
そばつゆなのでつゆの色が濃いのはともかくとして、麺の色とのミスマッチが著しい。
これも複数人で挑みます。器を温めるのを忘れたせいでぬるいかけうどんになってしまったので公正な判断とは言い難いかもしれませんが、それでもなお温かくなったことによって辛さが倍増、麺の締まり具合もざるうどんの方がよかったという意見が大多数でした。辛いものが苦手な人はいよいよ厳しい顔つきになるなど、激辛を求める人にとってはこちらの方が理想に近いのかもしれませんが、やはり食感などを考えると冷やしざるうどんの方に軍配が上がります。激辛な刺激に叫びうなりたいという人は温かいうどんを、純粋においしいうどんを味わいたいという人は冷たいうどんを食べるのがベターなように感じました。
ちなみに、以前暴君ハバネロを食べておなかを下してしまった編集部員が、今回のうどんでも同じ症状に陥ってしまいました。冷たく調理した際はあまり辛みを感じなかったこの「まかない辛うどん」ですが、辛いものに弱い人は一気に食べたりすると危険なようです……
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