バイクとライダーが空を飛ぶ、トライアル競技のデモンストレーション in 東京モーターサイクルショー2010

バイクの「トライアル競技」は、コースを周回する一般的なレースとは違い、山中の岩場や屋内の障害物コースを、いかに足をつかずに通過できるかを競うもので2004年のトライアル世界選手権では、ホンダの藤波貴久が日本人初の世界チャンピオンとなるなど、日本でも徐々に知名度が上がって来ています。
東京モーターサイクルショー2010では、成田匠、野本佳章、西元良太の3名の国際A級ライダーによるデモンストレーションが行なわれました。
詳細は以下。
かなりの数の観客が集まりました。

これがトライアルに使われるバイク。サーキットレーサーとは違い、燃料タンクは最小限の大きさに抑えられシートすらも省略するなど徹底的な軽量化が図られています。

成田匠選手。

野本佳章選手。

西元良太選手。

タイヤが暖まってきたところで、後輪を持ち上げる「ジャックナイフ」を決めながらのターン。

柵ギリギリに着地させる見事な車体感覚を見せました。

垂直に近いウィリー。

子どもの目の前でジャックナイフのサービス。

もちろん大人も大喜びです。

会場が盛上がってきたところで、ジャンプしながら空中で180度向きを変える「エアターン」のデモンストレーション。
「エアターン」のデモ in 東京モーターサイクルショー2010
ここで観客の中から、バイクでその場にぴたりと静止する「スタンディングスティル」にチャレンジしてみたい人を募集。選手の3人はデモンストレーションの合間に何事もなく静止しており、なんだか簡単なことのように思えます。

「5秒持ったらこのマシンあげる!」ということでしたが……。

1秒もたずに失敗。

クォーターパイプからのフリップ。

ぐっと勢いをつけて登っていきます。

頂上で90度回転しながらジャンプ。

見事着地に成功しました。

「壁登り」のデモ in 東京モーターサイクルショー2010
そして台の上に集まる3人。

手を振って歓声に応えます。

最後は観客とのハンドタッチで締めました。


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