NTTドコモ、auに対抗して月額基本使用料が390円になる「タイプシンプル学割」を開始

1月20日に基本使用料が390円になる「ガンガン学割」を開始することをKDDIが発表しましたが、NTTドコモが同様の対抗プランとして「タイプシンプル学割」を開始することを発表しました。

新規契約だけでなく既存の学生ユーザーも対象となるほか、学生だけでなく家族の月額基本使用料まで390円になるなど、単純に追従しただけのプランとなっています。

詳細は以下から。
報道発表資料 : 学生のお客様とご家族を対象としたキャンペーン「タイプシンプル学割」を実施 | お知らせ | NTTドコモ

このリリースによると、NTTドコモは学生ユーザーおよび家族で新規契約のユーザーを対象に、基本料金が3年間にわたって割り引かれるキャンペーン「タイプシンプル学割」を、2010年2月1日（月）～5月31日（月）まで実施するそうです。

「タイプシンプル学割」はあて先や添付ファイルの有無を問わずにメールの送受信が無料になる「メール使いホーダイ」の料金プランである「タイプシンプル（バリュー）」の利用料金が半額の390円になるというもので、メールを利用するための「iモード（月額315円）」と合わせて合計月額705円で利用できるようになるというもの。

なお、iモード利用時のパケット通信料についても上限が月額4410円（iモードフルブラウザ利用時は月額5985円）になるとしています。

ちなみに「ガンガン学割」や「ガンガンメール」には追従したものの、KDDIが2009年8月に開始した月額390円で3件までの通話が24時間無料になる「ガンガントーク」については追従していないNTTドコモですが、各社が次々と導入している音声通話定額プランに踏み込む日は来るのでしょうか。単純に追従するだけでなく、独自のプランを打ち出して欲しいものです。