NTTドコモ、ソニーのAndroidスマートフォン「Xperia(SO-01B)」や割引サービスの拡大を発表
NTTドコモが本日の発表会にて、4.0インチの大画面タッチパネルや810万画素カメラなどを搭載したソニー・エリクソン製の高性能Androidスマートフォン「Xperia(SO-01B)」を正式発表しました。Xperiaは従来のAndroidスマートフォンに独自のインターフェースを加えることで、シームレスなコミュニケーションやコンテンツ再生機能を備えたモデルとなっています。
また、スマートフォンと音声端末の両方を利用しているユーザーがリーズナブルに利用できるようになるように、料金プランに変更が加えられています。
詳細は以下から。
会場で配布されたパンフレット。
主な機能紹介。発売は4月を予定しています
スペックはこんな感じ。タッチインターフェース対応の4.0インチフルワイドVGA液晶(854×480)や810万画素カメラ、IEEE802.11 b/g準拠の無線LAN、Bluetooth、microSDHCカードなどに対応(16GBモデルが付属)しており、OSはGoogleの携帯電話向けOS「Android」のバージョン1.6になります。
音楽と映像、写真を自由に操れる「Mediascape」を採用
楽曲再生中にmicroSDHCカードに保存されたコンテンツにアクセス可能です
音楽や写真、動画の取り込みにはソニーの「Media Go」を採用
顔認識機能を最大限に活用して、写真から電話やメールを送ることも可能です
コミュニケーションの履歴も参照できます
それを実現するのが「Timescape」です。
高性能な1GHzのCPUを採用しているため、4.0インチの大画面で高画質版YouTubeを視聴できます
上り2.0MbpsのHSUPAや無線LANに対応
エンタテイメント機能と写真を用いたコミュニケーション機能、そしてハイスペックが1つになったのが「Xperia」です。
スマートフォン向けにアプリケーションを販売する「ドコモマーケット」が新設されます。
また、スマートフォン向けのパケット割引プラン「Biz・ホーダイダブル」を「パケ・ホーダイダブル」に統合。
1枚のSIMを差し替えて音声端末とスマートフォンを利用している人はパケット代の上限が1万3650円から5985円に値下がりします。
プレスリリースは以下。
ドコモ スマートフォン Xperiaを開発
-直感的な操作性がコミュニケーションを自由にする。新感覚エンタテインメントマシン-
・質疑応答
Q:
XperiaはiPhoneと競合関係になると思われるが、優位性はどこにあるのか。
A:
(NTTドコモ 山田社長)ハードとソフトの両面で優位性があると思われます。ハード面は下り速度は7.2Mbps、ディスプレイが高精細であること、カメラも高画質であること。ソフト面はマルチタスクが出来ることが強み。1つのソフトを起動しながら別のソフトも起動できる。日本人ユーザーでも使いやすい「ドコモマーケット」なども強みであると考えています。
(ソニー・エリクソン)オープンソースのソフトウェアであるため、Androidに注目が集まっていることも強みです。取り外し可能なmicroSDHCカードへアクセスできることもコンテンツプロバイダに対する強み。
Q:
日本向けの特別な仕様はあるのか
A:
グローバルのモデルをベースにしているため、おサイフケータイなどは入っていないが、まったく新しいユーザーエクスペリエンスを導入するつもりである。日本語入力に関してはかなり工夫しており、日本語が打ちやすくなるカスタマイズは行っています。
Q:
料金プランなどでのアプローチは今後どうするのか。
A:
Biz・ホーダイとパケ・ホーダイが統合されたため、ユーザーがスマートフォンに乗り換えた時にBiz・ホーダイを再契約する必要が無くなった。iモードメールについては今年中に利用できるようにしたい。利便性は拡大していきたいと考えています。
「Xperia(SO-01B)」の公式サイトは以下から。
Xperia(TM) | 製品 | NTTドコモ
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