ソニーがSDメモリカードに電撃参入、メモリースティック事業はどうなる?
1998年に最初の製品が発売されて以来、ソニーは長年にわたって自社製品などの記録メディアとして「メモリースティック」の生産を手がけてきましたが、なんと競合する記録メディアである「SDメモリカード」に参入したことが明らかになりました。
後発であるにもかかわらず順調にシェアを伸ばしているSDメモリカードにメモリースティック陣営の代表格であるソニーが参入するということは、非常に大きな意味を持つと思われますが、今後のメモリースティック事業の方針についても明らかにしています。
詳細は以下から。
SONY EXPANDS FAMILY OF CONSUMER MEDIA WITH NEW SD MEMORY CARDS
ソニーが発表したリリースによると、同社は今月から新たに消費者のニーズに応える形でSDメモリカードを発売するそうです。ラインナップと価格は以下。
・SD(SDHC)メモリカード
2GB:14.99ドル(約1380円)
4GB:29.99ドル(約2770円)
8GB:44.99ドル(約4150円)
16GB:79.99ドル(約7390円)
32GB:159.99ドル(約1万4770円)
・microSD(SDHC)カード、いずれもアダプター付き
2GB:14.99ドル(約1380円)
4GB:29.99ドル(約2770円)
8GB:44.99ドル(約4150円)
なお、2GBのmicroSDカードを除いて毎秒4MBの最低転送速度を保証する「Class 4」対応製品となっており、購入したユーザーを対象に撮影した写真をスライドショーにできるソフトウェアや誤って削除してしまったファイルなどを復旧できるソフトウェアがダウンロードで無償提供されるとしています。
ちなみに気になる今後のメモリースティック事業に関してですが、デジタル一眼レフカメラ「αシリーズ」やハンディカム、サイバーショットといった同社の製品は「メモリースティック PRO-HG デュオ HX」などで安定かつ高速なパフォーマンスが得られるように最適化されているため、今後もメモリースティックを提供し続けるそうです。
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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log
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