事故や殺人を除いた死因を年代・性別・人種別に比較した図
事故や殺人といった自分の意志ではなく偶発的に巻き込まれた形を除いた死因を、年代・性別・人種別に比較した図です。
年齢や性別によってかかりやすい病気が変わってくるため死因に違いが見られるというのはわかりますが、果たして人種によってそんな大きな差は出るのでしょうか。
詳細は以下より。
How Will You Die? | GOOD
これが事故や殺人を除いた死因を年代・性別・人種別に比較した図。
まずは男性側から見てみましょう。
15歳から24歳の死因で最も多かったのはどの人種も「自殺」。2位・3位は「心臓病」と「ガン」が入れ替わりでランクインしています。25歳から34歳の死因No.1もほとんどの人種が「自殺」になっていますが、黒人系の人たちのみ「HIV」がトップ。黒人系の人たちのHIV感染に関しては性交渉による感染以外に文化や不十分な保健医療サービス体制なども問題視されています。また、ネイティブ・アメリカンの人たちだけ3位に「肝臓病」がランクインしてるのも特徴的。
35歳から44歳のトップが24歳まで圧倒的に多かった「自殺」ではなく「心臓病」や「ガン」に移ります。45歳以上になると「自殺」はトップ3から外れることに。その代わりに「高血圧(Hypertension)」や「糖尿病(Diabetes)」が新たにランクインしています。また、55歳の白人男性のみ「呼吸器疾患(Respiratory Disease)」が3位に入っています。
続いて女性。
女性も10代から30代前半にかけて「自殺」「心臓病」「ガン」の死亡人数が多いことが分かりますが、男性と比べて順位はまばらになっています。男性と同じく25歳から34歳の死因No.1に「HIV」が入っているのも特徴的。
35歳を過ぎるとほとんどの年代・人種で1位「ガン」、2位「心臓病」という共通した結果が見られるようになります。
何にしても、ガンや心臓病といった命を落としかねない重病にかからないよう注意した方が良さそうです。
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