アメリカで最も危険な職業トップ10
アメリカの労働統計局による調査を元に、2007年に仕事中に命を落とした人の割合による危険な職業が順位づけられています。どうしても危険と隣り合わせになってしまう職業というのはありますが、最も危険な仕事とは一体何なのでしょうか。
詳細は以下から。
In Pictures: America's Most Dangerous Jobs - Forbes.com
■10位 警察
人口10万対死亡率(該当する職業の人が10万人に対しての死亡者数):21.4
総死亡数:143
犯罪者と多く関わり、危険な状況に陥りやすい警察官や刑事が10位
■9位 資材リサイクル業
人口10万対死亡率:22.8
総死亡数:18
工場や建設地で建築資材などを運ぶ仕事。高所での危険な作業や煙で呼吸器官を悪くするのですが、最近は安全性の改善が行われているそうです。
■8位 職業ドライバー
人口10万対死亡率:26.2
総死亡数:908
トラックの長距離運転手や配達人。疲れた運転手が事故を起こしてしまうことが多く、総死亡数は最多となっています
■7位 電気工事業
人口10万対死亡率:29.1
総死亡数:30
電線や電柱の敷設・修理を行う仕事。高所からの落下や感電の危険があります
■6位 屋根ふき職人
人口10万対死亡率:29.4
総死亡数:79
最も多い死亡原因は屋根やはしごからの落下ですが、屋外での作業になるため熱中病など熱関連の病気が死因になることもあるそうです
■5位 農業
人口10万対死亡率:38.4
総死亡数:285
仕事で必要な重機が死因となるようです
■4位 建設業
人口10万対死亡率:45.5
総死亡数:40
多くの建設業で安全ネットなどの対策が取られていますが、落下が最も多い死因となっています
■3位 パイロット
人口10万対死亡率:66.7
総死亡数:82
一般の飛行機が事故を起こすことは少ないのですが、実験的なテスト飛行のパイロットは危険が高く、農薬散布機に乗る人は毒にさらされることがあり、ヘリコプターのパイロットは危険なレスキュー作業などで命を落とすことがあるそうです。
■2位 きこり
人口10万対死亡率:86.4
総死亡数:76
チェーンソー、重機など危険な道具を使い、高所作業中の強風で落下したり見ないところにある根につまずいたりすることで死につながるそうです
■1位 漁業
人口10万対死亡率:111.8
総死亡数:38
あらゆる天候を相手にして、水で滑りやすいデッキで作業を行い、陸から遠く離れたところで救援も遅く、死に至る可能性が高いそうです。
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