メールしながらの運転は、飲酒・マリファナ運転よりも危険
運転しながらのメールは、アルコールや大麻(マリファナ)の影響下での運転よりも危険との研究結果があるそうです。
運転中の電話については気をつけていると思うのですが、意外と運転しながらのメールの危険性は盲点なのでは無いでしょうか?
詳細は、以下から。
Transport Research Laboratory(TRL)によると、17~24歳のドライバーをドライビングシミュレータで調査したところ、メールを送ったり読んだりしながらの運転はリアクションが35%遅くなってしまうそうです。また、マリファナの影響下にある場合は21%、法律限界での飲酒運転の場合は12%下がったとのこと。
さらに、メールをしながらの運転は、ハンドルコントロール能力が91%下がり、車と周りとの安全な距離を保つことが難しくなるようです。
TRLの研究者Nick Reed氏によると「ドライバーがメールをしている時、携帯電話を使うためにハンドルから手を離してしまうこと、画面の小さな文字を読むこと、返信などのメッセージを考えることが運転からの注意をそらしてしまう」とのこと。
現在、日本ではマリファナは論外として、飲酒運転に関しては厳しい罰則があるのですが、メールに関しても同じくらいの罰則が必要ということなのでしょうか?
Texting while driving 'more dangerous than drugs or alcohol'
・関連記事
酔っていると美人ではない女性が美人に見えるのはなぜか? - GIGAZINE
マリファナはアルコールより安全で、危険度はカフェインと同程度? - GIGAZINE
世界中のスパムメールの80%がこの200人によって送信されている - GIGAZINE
マリファナを水耕栽培している地下洞窟施設の写真あれこれ - GIGAZINE
世界初マリファナの自動販売機が登場 - GIGAZINE
・関連コンテンツ