インフルエンザ予防のために設置したアルコール消毒剤を酒代わりに飲んでいた囚人
新型インフルエンザ予防のため、刑務所にアルコール消毒剤を設置したにもかかわらず、囚人たちがその消毒剤を酒代わりに飲んでいたことが判明したそうです。
いくらアルコールに飢えていたからといって、どんなアルコールでもよかったのでしょうか。
詳細は以下より。
Prisoners get drunk on swine flu gel | Herald Sun
この記事によると、イギリス・ドーセット州のポートランドという街にあるヴェルヌ刑務所でアルコール消毒剤を酒の代わりに飲んでいた囚人がいたそうです。この消毒剤は新型インフルエンザ予防策として取り入れられたもので、囚人たちの手洗いなどに用いられたものとのこと。
ある日、刑務所職員が何人かの囚人が酔っぱらっていることに気付いて調査を進めたところ、消毒剤を飲んでいたことが発覚したそうです。囚人たちはアルコール消毒剤をそのまま飲んでいる場合もあれば、オレンジジュースやコーラなどで割って飲んでいたこともあったとのこと。
今後このようなことがないために、刑務所からアルコール消毒剤が撤去されたそうです。
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