ゴミや汚物だらけの家に子どもたちを閉じこめていた親を逮捕
非常に汚れた家の中に子どもたちを閉じ込めていたとして、子どもたちの両親が逮捕されたそうです。家はひどいニオイを発しており中も非常に不衛生な状態であったため、その家のことを「hell hole(地獄の穴)」と呼ぶ人もいたとのこと。
「hell hole」と呼ばれるほど不衛生な家とは一体どんなところだったのでしょうか。
詳細は以下より。
※ゴミや汚物の画像が含まれるため、記事を見る際は注意してください。
Children's life in a 'hell hole': Parents jailed over rubbish-tip home | Mail Online
今回保護された子どもたちは4歳・3歳・1歳の3人兄弟。近所の人が荒れ果てたような家を見て心配になり、ヨークの市議会に報告したことがきっかけで子どもたちが救出されたそうです。
検察官のピーター・マウルソンによると、2006年2月にこの家族が引っ越したときはきれいな状態であったにもかかわらず、短期間で急速に汚くなっていったそうです。家は腐りきったニオイを発しており、子どもたちが救出されたとき、ゴミ以外にも腐った食べ物や人間の排せつ物なども散らかっていたとのこと。また夏の数ヶ月間、子どもたちは庭に出ることを禁じられ、不衛生な上に窓にカバーを掛けられた真っ暗な部屋で一夏を過ごしたこともあったそうです。
これが家の中の様子。
ゴミが散乱しており、ひどい状態。
風呂やトイレもかなり汚い。
小児科医によると、保護された子どもたちは汚い部屋での生活になれてしまっていたせいかキレイにすることを嫌がり、また言語発達に遅れが出ているそうです。また、子どもたちを保護しているグレン・パーソンズさんによると、子どもたちは暴力などの物理的虐待は受けておらず、逮捕された親は「子どもたちを愛している」と言っていたとのこと
公判では26歳の父親と25歳の母親は容疑を認め、3年の実刑判決を言い渡されました。
・関連記事
ゴミだらけの家から出られなくなって死亡した男性が発見される - GIGAZINE
家の中に100トンものゴミをため込んだ男 - GIGAZINE
ゴミ箱に隠れていた少年がそのままゴミ収集車で運ばれる - GIGAZINE
1億円の絵がゴミの中から発見される - GIGAZINE
落書きとゴミだらけ、とてもゴミゴミしているロシアのビーチ - GIGAZINE
どれだけゴミ問題が深刻なのかよく分かる写真いろいろ - GIGAZINE
・関連コンテンツ