WiMAXと公衆無線LAN、第3世代携帯電話を利用可能、ついに究極のモバイルルーターが登場
以前GIGAZINEでイー・モバイルの回線をさまざまな無線LAN機器で利用できるモバイルルーターが登場したことをお伝えしましたが、なんと第3世代携帯電話と公衆無線LAN、WiMAXを利用できる究極のモバイルルーターが発売されることが明らかになりました。
状況に応じて最適な回線を使い分けられる上に、無線LANだけでなく有線LANにも対応した夢のようなモデルとなっています。
詳細は以下から。
本日公衆無線LANサービス「ワイヤレスゲート」とWiMAXを組み合わせた公衆無線LANサービスが実質無料になる新サービス「ワイヤレスゲート Wi-Fi+WiMAX」を7月1日からヨドバシカメラで販売することを発表したトリプレットゲートから送られてきた資料によると、年内に「コグニティブ・モバイルルータ(仮称)」というものを発売する予定だそうです。
これはどこでもインターネットに接続できる環境の実現を目指したもので、世界で初めてサーバ装置と連携して最適な無線通信環境を選択できる「IEEE 1900.4」に準拠しており、本体にはWiMAXと公衆無線LANへの接続機能を備えているほか、さらに第3世代携帯電話をUSB接続することで第3世代携帯電話とWiMAX、公衆無線LANサービスを状況に応じて使い分けることが可能とのこと。
また、パソコンとの接続にはIEEE 802.11b/g対応の無線LANに加えて有線LANも用意されているため、さまざまな機器をいつでもどこでも快適に接続することができるようです。
ちなみにウィルコムの記者発表会でWiMAXと次世代PHS「XGP」のチップセットはほぼ同じものであることが明らかになっていますが、将来的にWiMAXとXGP、第3世代携帯電話、公衆無線LANサービスを使い分けることができるモバイルルーターが登場する可能性はあるのでしょうか。
また、対応する第3世代携帯電話はトリプレットゲートと協力関係にあるイー・モバイルとなるのか、その場合は先日発表された21Mbps通信サービスが利用可能になるのかどうかといったことについても気になります。
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