お尻の脂肪を顔に注射して亡くなった女性
病院での治療でお尻の脂肪を顔に注射したことで命を落としてしまうという事件が起こったそうです。
なかなか衝撃的な事件ですが、一体何が死につながったのでしょうか。
詳細は以下から。
Woman died after cosmetic surgery - EDP24
Rachel Soanesさん(37)は、ロンドンのセントトマス病院で脂肪を侵蝕する皮膚結核の治療のため顔に脂肪を注入しました。1回目の注入は2月12日に行い、そのすぐ後に2回目の注入をしたところ、Rachelさんは目まいを訴え嘔吐しました。Rachelさんの酸素レベルは低下していたのですが、専門チームが駆けつけるまで50分かかりました。彼女のいた皮膚科の外来は病院の中心部分からは離れており、集中治療を受ける許可が出るのにも2時間近くかかってしまい、Rachelさんはまもなく亡くなりました。
検死法廷での審問に病理学者のSebastian Lucasが答えたRachelさんの死因は脂肪塞栓症で、これまでなかったケースだったそうです。顔の血管に注射された脂肪が肺までたどり着き、そこで動脈を塞いでしまったのだとのこと。この現象は2秒以内に起こり、1度脂肪が肺にまで行ってしまうとどうやっても脂肪は取れないそうです。
審問の記録をしていた検死官のAndrew Harrisは、「Rachelさんは自然死で、塞栓症が急性呼吸不全の原因となり治療が行われた」と話し、治療が遅れるという事態はあったが今回の件のようなレアな合併症は防げなかったとしています。
母親のOsbornさんは「病院は娘を救う方法はなかったと言っていました。娘が死に至るまでは非常に早く、娘にたいしてどれほど異常なことが起こったのかは分かりませんが、彼らの言うことを私たちは受け入れなければなりません」と話しています。
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in メモ, Posted by darkhorse_log
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