イルカを助けるためにバスケットボール選手を雇った中国の海洋公園
中国の海洋公園でイルカが異物を飲み込んでしまうという事故が起きました。
それを解決するために海洋公園が選んだ方法とは、手の長いバスケットボール選手に頼んで、イルカの命を助けてもらうというものだったそうです。
詳細は以下から。
Ex-basketball Player Rescues Dolphin Princess
Ananova - Basketball player saves dolphin
杭州極地海洋公園のスタッフは、リンダと名付けられたメスのイルカが魚を食べることに興味をなくしたことに気づき、獣医に診せてみると、リンダの胃に異物があるのが判明しました。
早速異物は取り除かれようとしたのですが、獣医の持っている道具ではリンダの胃まで届きませんでした。そこで、海洋公園は1メートル以上の腕を持つ人を募集したそうです。そして、身長2.1メートルを超える3人のバスケットボール選手が集まり、腕の長さから元バスケットボール選手のZhang Youliangさんが最終的に選ばれました。
腕の長さが1メートル以上あるというZhang Youliangさん。
治療が行われたのは2009年6月8日の朝。Zhangさんは10人以上のスタッフと協力しながらリンダの胃に手を伸ばし、2回目の挑戦で飲み込まれていたプラスチックのマットを取り出すことに成功したそうです。
1週間で胃の受けたダメージは回復するだろうと獣医は話しているとのこと。かなり強引な力業に思える治療方法ですが、意外と何とかなるようです。
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