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脳手術後にアーティストとしての才能が目覚めた男性


単純な線だけで構成された棒人間の絵を描くのがやっとというほど絵の才能がなかった男性が、脳手術後に突然スラスラと絵が描けるようになったそうです。ちょっと信じがたい現象ですが、男性が手術後に描いたという多数の絵も公開されています。

詳細は以下から。
Masterstroke: Man who couldn't even draw stickmen wakes from life-saving brain surgery... as an artist | Mail Online

手術によって才能が開花したのはイギリスのMalvernという町に住むAlan Brownさん49歳。偏頭痛に悩まされて6年前に自分の会社を維持できなくなったAlanさんは病院の診断で動脈瘤と脳の血管破裂が見つかりました。16時間かけた手術の後、2ヶ月かけて集中治療が行われ、その時に絵を描く才能が生まれていることに気づきました。病室で退屈しているAlanさんは看護師に絵を描くよう提案され、紙と鉛筆で犬の写真を模写してみたらとても正確な描写ができたそうです。

「病気を経て私のクリエイティブな側面が引き出された」と語るAlanさん。


Alanさんの描いた絵。


手術をするまでアートギャラリーに足を踏み入れることもなかったAlanさんですが、自分自身のギャラリーを開くことにしたそうです。


ヘッドウェイ脳外傷協会のスポークスマンは「脳外傷によって新たなスキルや才能が獲得されるという話は励みになります。脳外傷は破壊的なもので、生きるための基礎知識を再び学ばなければならなくなることもあります。脳の障害は予測できない結果を生み、なぜそうなるかは明らかになっていません」と話しています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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