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低価格ミニノート「Aspire One」の8.9インチ液晶搭載モデルが消滅か


先日最新モデルの出荷が迫っていることをお伝えしたAcerの低価格ミニノート「Aspire One」ですが、8.9インチの液晶ディスプレイを搭載したモデルが市場から姿を消す可能性が出てきました。

どうやら大きめの液晶を搭載したモデルに一本化されてしまうようです。

詳細は以下の通り。
Acer considering to stop shipping the 8.9-inch Aspire one in 2Q09

この記事によると、Acerは10.1インチの液晶ディスプレイを搭載した最新モデルの「Aspire One」を売れ筋に据えるために、8.9インチの液晶ディスプレイを搭載した現行モデルの出荷を止める考えであるそうです。


出荷の停止は第2四半期に行われると見込まれており、これによってOEM(相手先ブランドによる生産)で8.9インチモデルの「Aspire One」を製造していたクアンタが影響を受けるとしています。

なお、この「クアンタ(Quanta Computer=広達電脳)」というのはどのようなメーカーなのかというと、ノートパソコンの生産量では世界一の会社。Acerの「Aspire One」のほかにも、Appleの「MacBook」「MacBook Pro」、さらにソニーの「VAIO type P」などの生産を請け負っていると言われています。

また、10.1インチモデルの「Aspire One」はCompal Electronicsに生産が委託されていますが、クアンタには補償として10.1インチモデルの生産の一部が委託されるとのこと。

現行モデルの「Aspire One」は持ち運びしやすいコンパクトなモデルとなっていますが、液晶が大型化することで、最新モデルの本体サイズは大きくなってしまうということなのでしょうか。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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